空と心

いとでんわ 第2期(2011年12月-2012年1月)

誰かが、言った。

「空の写真を撮るなんて信じられない。
あんな不安定なもの切り取るなんて悪趣味だ。
心を苦しくさせるからやめて。」と。

私はずっとこの言葉を忘れられないでいるし、
そういう風に誰かが言った意味もわかる気がする。

空の色は青。だけど、白くも赤くも変わる。
薄くなったり濃くなったりしていつも違う顔を見せる。
それはとても魅力的であり、心を不安定にさせたりもする。
だから空が好きなのかもしれないし、
時には嫌いになってしまうものなのかもしれない。

だけど、いつも空はそこにあり、
決して消えてしまったりすることはない。
こんなにきれいな空にだって出会える。

空と心は似ている。
最後に。

ここでコラムを書くのも今日で最後になりました。
つたない文章にお付き合いいただいた皆様に感謝です。
ありがとうございました。

この2ヶ月、いとでんわを通して自分と向き合えたり、
他の方のコラムを読ませて頂いて感じることがあったり、
とてもよい機会であったと思っています。

これからも何か違う形で皆様とつながっていけたら
とてもうれしいなって思っています。

それでは、またいつか。
皆様が見上げる空が素晴らしい色でありますように。

猪狩育枝