運営体制に関するお知らせとご挨拶

管理人の部屋

いつもお世話になっております。
管理人の朝弘と鈴木より、今後の運営体制に関するお知らせとご挨拶です。

———————
(朝弘より)

こんにちは、管理人の朝弘佳央理です。
アパートメントの立ち上げからこれまで皆さまに大変お世話になって参りましたが、私自身は、主催の立場から一旦身を引くことに致しました。

クラウドファンディングを企画した当初から、皆さまから頂くご支援や応援のお声にどうしたら一番良いかたちでお応えできるだろうか、ずっと考えておりました。
そして今回予想を遥かに上回る皆さまからの資金をアパートメントらしく持続可能な形で運用するために、どのようなやり方で運営を進めていったら良いか協議した結果、2014年から一緒にアパートメントを共に引っ張ってきてくれた鈴木悠平さんにひとまず運営を率いてもらい、私は中心から外れるのが一番良いかたちであると考えました。

アパートメント発足時から、直接あるいは記事を通してみなさんと会話をしながら、輻輳的にアパートメントの全体像を編むようなことをしてきたのが私の役割でしたが、徐々に組織として大きくなるにつれ、多くの価値観・視点を共存させながら同時に先頭に立って一つの方向に舵取りするには、私では力不足だと常々感じておりました。
今回クラウドファンディングで多くのご支援いただいたお金を最大限活用し、責任ある運営をするためには、適任である方に運営を任せることが最善であるとの結論に達しました。

皆さまや読んで下さる方々がアパートメントに少しずつ残してくださった積み重なりを、見守る7年間でした。
アパートメントを立ち上げてからは、悩んだり迷ったりの連続でした。
主催として至らぬ点ばかりでしたのに、手を貸してくださり、あたたかい応援を下さって、これまでほんとうにありがとうございました。
私にとってもアパートメントはとても大事な場所なので、今後も関係者として見守っていきたいと思います。
クラウドファンディングを通して、皆さまの中の「アパートメント」像をお聞かせ頂くことが出来たので、このような答えを得ることができました。

これからも、新しく舵を切るアパートメントにどうぞご期待ください。
どうぞよろしくお願い致します。

朝弘佳央理

———————
(鈴木より)

皆さんこんにちは、同じく管理人の鈴木悠平です。

2013年4月、第8期の当番ノートにて入居した後、かおりさんに声をかけてもらって、2014年から管理人としてアパートメントの運営に関わっています。

これまでの記事やクラウドファンディングの場でかおりさん自身が書き記してきたように、2011年の震災がきっかけで、彼女と、彼女の友人たちが集まって語り合うところからはじまった、このアパートメント。

一人ひとりがお部屋を持って、自分にとって大切なことを表現できる場所。ウェブマガジンとしての連載形式自体は大きな変更をせず7年間続いてきましたが、管理人や住人さん個々人のつながりを中心に、気づけばとてもたくさんの方の関わってくださる場となりました。実は、連載の裏側の運営体制も少しずつ変化があり、管理人として関わってくれるメンバーも何度かの入れ替わりや引き継ぎをしながらバトンをつないできました。気づけば、管理人としては僕がかおりさんに次ぐ古株のメンバーになっていましたが…今回のリニューアル企画とクラウドファンディングをきっかけに、また新たな運営メンバーが加わってくれました。

アパートメントは、ウェブマガジンとしては、とてもとても、それはとてもスローな媒体です。運営にあたっても、人員・財政面からシステム面での十分な整備ができず、住人のみなさんにはしばしばご不便をおかけしてきました(WordPressの挙動とか、SNSの発信とか…)。ところどころに人力でガムテープとかベニヤ板はりながらなんとかもたせてきたというのが実情です。

一方で、7年という時間をかけて、お金もないからこそ、管理人同士、また管理人さんと住人さんとの間で、語らい、感じ取り、熟すことができたアパートメントの精神、というか「らしさ」のようなものがあるな、とも感じています。

かおりさんはとても不器用な人で、そして繊細で、正直で、正義感が強く、ちょっとおっちょこちょいで、でもやっぱり肝心なときには一人でもきりりと立つ強さを持った人です。

リニューアルに向けたクラウドファンディングを昨年末に実施する以前も、これまでの7年間で幾度か、運営の危機だったり、方向性の議論だったりがありながら、その度に議論し、対話し、ここまでやってきたわけですが、やはりそこで何か大事なことを失ったり間違えたりしないで済んだのは、かおりさんによるところが大きかったなと、傍らで見ていて思います。

一方で、かおりさん本人とも何度か話してきたのですが、パリでの生活、踊り子として、アーティストとしての活動など、アパートメント運営以外にもある彼女自身の人生、生活も鑑みたときに、運営の中心としてここに多くのエネルギーを注ぎ続けることの難しさもあり、ここらで一度、管理人としての役割は降り、一住人として、アパートメントの営みを見守る立場になった方が望ましいのでは、という結論になりました。

とてもスローな7年間でしたが、かおりさん個人の手を離れても、同じ精神を大切にしながら、変化し、広がっていくことができる、そのような言葉と、指針を手にできたと思います。
(クラウドファンディングのページに記した言葉たちが、私たちの現在のステートメントです。よろしければご覧になってください https://readyfor.jp/projects/apartment )

サイトリニューアルとともに、管理人の役割や体制、ウェブマガジンだけに留まらない活動内容の模索など、残った管理人メンバーで今も議論と準備を進めているところです。もうしばらくしたら、中間報告もできるかと思います。どうぞお楽しみにしてくださいね。

アパートメントに関するご連絡は、apartment.home.net@gmail.com までお願いいたします。

いつもアパートメントを見守ってくださり、また素敵な物語を寄せてくださり、ありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

鈴木悠平