07 隠者

ギャラリー・カラバコ

ここはとあるアパートの一角にある、小さなギャラリー「カラバコ」。

白い壁に空っぽの額縁が無造作にならび、その下には題字だけが添えられています。
タイトルだけを頼りに、二人の作家が別々に文と絵を寄せ、2つが合わさった時に初めて作品が完成するのです。

01 桟橋
02 物差し
03 帯
04 時化
05 吃り
06 影絵

作品が増えて、うちもだんだんと賑やかになってきましたね。
第7回は「隠者」

誰も見たことがないのにみんなに知られている人。
実在するかどうかは問題ではなく、むしろ実在が怪しいからこそ、存在感が増してくる。
いざ出会ってみたら案外拍子抜けだったりしてね。


「隠者」
in-jya
絵: 古林希望

隠者
文: カマウチヒデキ