ご挨拶。

長期滞在者

ご無沙汰しております。皆さまお変わりありませんでしょうか。

やりとりのシリーズ(*注1)を終え、早いものでもう半年が過ぎました。歳をとるごとに時間の流れが早くなるという話は昔から何度も聞かされてきたはずなのに、いざ自分の身にふりかかってくると予想以上のスピードに戸惑いを隠せません。しかもそれは加速する一方というのですから恐怖の一言に尽きます。

さて、今月からここアパートメントで長期滞在者としてのコラムを再開させていただくことになりました。正直どうしたものかと悩んでいるところです。ずっとやりたいと思っていることや挑戦してみたいことはたくさんあるのですが、現実的に実行・継続できるものでなくてはなりません。やりたくても諦めざるを得ないテーマがちらほら存在するのを、多忙のせいにできればどれほど楽かと思うのですが、それはもう紛れもなく僕の無能っぷりが問題でして、、まあ背伸びしてもしかたがないのでできることをやろうと考えています。

そうは言いましても僕なりに意義のあるものにしたいという熱意がないわけでもありません。ですので、コラムを再開しようと決めたその日から、あれやこれやと悩んでみてはいるのです。が、結局僕が扱えるものといったら写真くらい。写真に関しては不定期に行う〝上書き〟(*注2)で満足していますし、「写真はよそうよ~」と、もう一人の僕が言っております。
ですから一先ず写真とは距離を置き、尚且つ僕がしっかりとのっかっている〝介護について〟取り組もうかと考えています。というか、いま決めました。

介護、正解のない世界です。僕の体験や取材をもとにフィクションも織り交ぜ展開していく予定ですが、僕が感じたことに対してはできる限り正直に書いていきたいと思っています。読者の皆さまがどんなふうに感じとってくださるのか些か不安もありますが、広い意味で、少しでも高齢者介護や認知症に触れるきっかけになればと思う所存でございます。

来月からよろしくお願いします。それではまた。

(*注1)友人との会話をそのまま文字に起したシリーズ。詳しい内容は当時の ご挨拶。をご覧下さい。
(*注2)僕の サイト で不定期に写真と言葉を上書きしています。〝残せないこと〟がテーマとなっていますが、上書きの際に過去を消し去り、消し去ることと同時に今を生むというサイクルも重要だと思って続けています。