「嬉しさで溢れる瞬間に向かって」【SHE’S「歓びの陽」 (2018年8月8日リリース)】

長期滞在者

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今年はいくつあなたと一緒に歓び合えるだろう?

2018年の年末から息をつく暇もなく、2019年に突入。毎日駆け回るように動き続けている。
そんな日々の中、「いつか一緒に」という念願の仕事が、1月から実現した。

2019年1月13日。
Bリーグ、横浜B-CORSAIRSの細谷将司選手、橋本尚明選手のトークショーの司会を務めた。
この仕事は、かつて私がUSENの音楽番組を担当していた時に知り合ったバスケ好きのスタッフが、ずっと温めていた企画。
「いつか武村さんと一緒にバスケットボールの仕事がしたい」と言ってくれていたスタッフがその想いを現実にして、
2019年から新しく始まる仕事として、私に司会を依頼してくれた。

バスケットボールの試合でのMCの仕事は、20年以上続けてきたが、
試合とは別の場所で、選手のトークイベントの進行をするという機会は多くはなかったので、私自身もとても楽しかった。

この日が実現するまでは、長い時間を超えてきたから。
仕事が無事に成功したことを歓び合って、共におもいっきり笑った。
そして未来へ向けて、さらなる願いを語る1日となった。

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私にとって、フェスでの楽しみはお目当てのライブ以外に、
これまで観たことがないバンドやアーティストのライブをいくつ観られるかだ。
新しい出会いが多ければ多いほど心が弾む。

年末はほとんど欠かさずに行っている、COUNTDOWN JAPAN1819。2018年は12月29日に楽しんだ。
この日、私が最も出演の時間を待ちわびていたのが、初出演となるlynch.だった。
2年前に出演キャンセルという悔しい事態になってしまったlynch.を、ついにCDJで観られることがとても楽しみだった。

彼らの出演時間に合わせて、ゆるりと様々なアーティストのライブを観ていた。
幕張イベントホールが会場になっているASTRO ARENAでビッケブランカを観た後に、
そのまま会場の椅子に座って、lynch.の時間になったら移動しようと思って過ごしていたら、
次の出演バンドのヴォーカルのリハーサルの歌声に耳を奪われた。

なんて気持ちのいい歌声なんだろう。
慌ててタイムテーブルを調べて、バンドの名前を確認する。

SHE’S

これはきっと好きになってしまうバンドだ。しかし、ライブを最後まで観ていたら、lynch.の出番に間に合わない。
けれども、少しだけでも曲を聴きたいという衝動は抑えきれず、すぐに飛び出せる準備をして、SHE’Sのライブを観た。

1曲目のイントロのデジタルサウンドからすっかり心を掴まれた。
ピアノロックバンドによる、ソフトなダンスロックチューンはとても好きなタイプの曲だった。
そして、本当に歌声が心地良い。1曲聴くごとに、もっともっと彼らのライブを観ていたいと思った。

これまで知らなかったバンドに出会えて、その音楽がとても好きだと思える瞬間。
この心の高揚は何ものにも代えがたい幸福だ。

とはいえ、そのまま観ていたら今日1番の願いを叶えることはできない。
最後まで観ていたいという気持ちは、「来年必ずワンマンでライブを観に行こう」という決意に切り替えた。
この時、私の中に来年の楽しみが生まれたことにわくわくした。

家に帰ってから、セットリストであの1曲目の曲のタイトルを確認した。
「歓びの陽」。

まさにこの曲は、私の心に歓びの光を運んできてくれた。
サウンドやメロディはもちろん、歌詞にもとても惹かれた。
特に、「大事なものを捨てる そんな強さもあるけれど 守りたい 抱えて(そのまま) 進みたいんだ」という歌詞には
心から共感した。

苦しさや悲しさも受け止めながら、大切な人と共にまっすぐに進み、そこに射し込む光。

今年は大事な人と共に笑い合える瞬間を何よりも大切にしていきたい。
そんな私にとって、この曲は新しい年をスタートさせた今、私の目線をさらに前へと向けてくれる。
聴く度に「よし、がんばろう!」という清々しい気持ちでいっぱいになり、歩みが軽くなる。

毎年、新しい手帳には、その年にありたいこと、したいこと、持ちたいことを最低50個は書いている。
「2019 be do have」とタイトルを付けたページには、今年実現させたいことがずらっと並んでいる。

例えば「英会話のレベルアップを目指す」とか「ランニングを1日10キロ走れるようになる」など、
私自身が心を決めてさえしまえば可能になることもある。

けれども、自分1人の目標を叶えるより、
誰かと共に現実にする願いの方が、ずっと楽しい。

あなたとの願いが現実になる時。
目の前にいるその嬉しそうな笑顔が何よりも、今を生きる力になる。

今年はいくつそんな場面に出会うことができるだろう?

「タイミングが合えば」「もしもできたら」という言葉に甘えることなく、
「私はあなたと一緒に実現させたいんだ」という想いを声にしていく。

私はあなたと一緒に歓び合いたい。
さぁ、笑顔の瞬間を、何度でも作り上げていこう。

【ラジオDJ武村貴世子の曲紹介】(“♪イントロ〜6秒に乗せて)
嬉しさで溢れる瞬間に向かって、前へ進む歩みを軽やかにしてくれるナンバーです。

SHE’S「歓びの陽」