ソノタイチリン

第3期(2012年6月-7月)

今は小さな会社を経営していて、
デザインから製作から企画・営業まで幅広い仕事をしてたりするけど、
学生時代の知人が知るときっとびっくりすると思う。
とにかく人見知りがはげしく協調性のかけらもない子供だったからだ。

小学校の時、
リレーのバトンを次の走者になかなか渡さず数十メートル走らせたあと、
先生に呼び出された。
ひとしきり怒鳴られたあと、往復ビンタが飛んできた。

中学校の時、
体育祭をさぼって数人の友人たちと課外授業と称してお寺めぐり。
先生に呼び出された。
ひとまず怒鳴られると思いきや、
「坂本竜馬のお墓がどうしても見たくて行ってきた。」
と素直に言うとそれ以上何も言われなかった。

高校の時、
ラグビーの授業でものすごく長い距離を誰にもボールを渡さずトライしたあと、
先生に呼び出された。
「ひとりでプレイしてるんじゃないんだから、ちゃんとパスしなさい!」と怒鳴られたあと、
「でも、すごかったな。今のプレイ。」と褒められた。
もう亡くなられたみたいだけど、良い先生だったな。
その後、みんながつないでくれたパスの後のトライは
ひとりでのトライとはまったく違う格別なものだった。

仕事をはじめて最初は自分の分身が4人いたらがなんて素敵なんだろうって思ってたけど、
そんな人間はいるはずもなく(いたらいたで喧嘩しているかも)、
それなら全然違うおもしろい人を集めておもしろいことをやりたいって発想になった。

イチリンずつがバラバラな方向を向いているときっと進まない。
でも、イチリンの中でたとえば
花びらだったり、
茎だったり、
根っこだったり、
種だったり、
めしべだったり、
おしべだったり、
茎から生えるなんだか産毛みたいなのだったり。。。
全員がイチリンの花の中でそれぞれの役割で、
いろんな方向向きながらも根っこは1つで、
そんな花はいったいどんな風に咲くのだろう。

ヒマワリ自体がたくさんの花の集合体。
ちょっぴり毒々しくてもどうせならソノタイチリンの集合体であればおもしろいと思う。

7/23~8/5、スタッフだけによるはじめての作品展「Acru Workers Exhibition」を開催します。
どんなことになるのか自分たちにもわかっていませんが。。。
でも、遅咲きでも早咲きでも散ってもいいけど、
ちゃんとどっかの方向見ながら凛と咲いてたいと思うのです。