Henning Schmiedt

第6期(2012年12月-2013年1月)

Henning Schmiedt が好きだ。

初めて聞いたのは、今年の初め。2月の11日のことだ。

東京池袋の自由学園明日館講堂で行われたJapanツアー2012のライブに行った。

東日本大震災から、丁度11ヶ月の日である。

震災から一年が経ったその日は(今でもそうだが)消えない不安感というか、

緊張感というか、震災前の自分を忘れてしまったかのような落ち着かない気持ちでいた。

Henning さんのピアノ曲は、そんな気持ちから ふっ と解き放ってくれるような、包み込む様な音楽だった。

 

しみた。

 

アンコールの前に彼は胸に手をあてて、震災のことを話しだした。

喋っている内容はよくわからなかったけれど、心のこもったスピーチだった。

最後の曲を演奏し終わって、拍手までの空白の時間は色々な情景を想起させる、尊い時間だった。

 

本当に良いライブだった。

 

こういう風に気持ちを伝えれるようなクリエイティブな人になるにはどうしたらよいのか。

僕は衣服を作ることで伝えられるよう、考えて、日々暮らしていこうと思った。

 

 

 

 

学芸大学駅の近くにある、 torse というお店では

いつもHenning Schmiedt がかかっている。

ここで飲む珈琲はとびきりうまい。