当番ノート 第1期
この一ヵ月間、全てを一人でこなすという自分でも途方もなく思うような作業を目標に掲げ、 加えて何も解らない状態からスタート。 慣れないソフトを扱い、頭をかきむしりながら 「ああでもない・・・こうでもない・・・」と呟く姿はさぞ滑稽に映っていたに違いない。 完成度という意味においてはまだまだ至らず、聞き苦しい点など多々あるものの、 やっとの思いでバンド解散後初の自分の作った「曲」と言えるものの原型ができ…
当番ノート 第1期
ここ何日か目覚めがはやい。 朝というよりはまだ夜の、陽が昇り出すにはいくぶん早い時間に目が覚めてしまう。とりあえず着替えて、朝食を買いにコンビニへ行くのがここのところの日課となっている。 空が白みはじめる前のひと時は、地球のいちばん静かな時間だ。 すっかり宵っ張りになってしまい忘れてしまっていたが、僕は一日の中でもこのひと時が大好きだった。部活をしていた学生の頃は、よくこの時間を選んでランニングを…