以前送ったメッセージカード。
役目を終えてからはリビングに飾ってあって
ふと目にとまったのであらためて読み直してみた。
—
休むしかないという夜や
動くに動けないという雨や雪の日があって
そういう時間をいい加減に過ごすことも
たぶん「人間の時」のなかに
織り込まれていることなのだ
—
水槽を置いて照明を付け替えトリップトラップの椅子があって
越したばかりの部屋の臭いや新調した家具すら煩わしい中
あこがれた日常があるリビングの風景を描いたイラスト。
浮かんできたサカナとの距離を光に騙され掴もうとして溺れる。