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園田雪乃 個展「森を結ぶ」@gallery yolcha/FLAT space(大阪)

イベント・展示会

園田雪乃 個展「森を結ぶ」@gallery yolcha/FLAT space(大阪)

会場
FLAT space(gallery yolcha隣接)
会期
 〜 
料金
¥300
ウェブサイト
https://yolcha.jimdofree.com/
お問い合わせ
gallery.yolcha@gmail.com
アクセス
大阪市北区豊崎1-1-14

園田雪乃 個展
「森を結ぶ」

2021.4.3(土)-4.25(日)
gallery yolcha/FLAT space
14:00-20:00 火・水 定休
(日のみ12:00-20:00)

yolcha運賃制(¥300で乗車券を購入/同金額分カフェにて利用可)
※半券提示で期間中は何度でも入場できます

小学生のとき、毎週土曜日の午後になると、家の隣の森へ遊びに出かけました。
「ひかりの森」と名前をつけて、気になったものや植物にも名前をつけていきました。
底の薄い靴で土の上に立つ感覚。急な斜面を転ばないように斜めに降りていくときの、
体が引っ張られる感覚。春にはワラビを摘むこと、沢蟹の住む「手こねの井戸」を見つけたこと、
沼地の「サバンナ」があること。森の光とにおい、体にしみこんできた感覚は、
いつまでも私のもとに、こころのfoundation「ひかりの森」としてありつづけています。
筆を持ち線を引くこと、布を染め、糸で縫いつなげること、山から土を掘りこねることは、
わたしにとって同義であり、それらは呼吸のしやすさにつながります。
一度は手を離れてしまった、自然界と私たちをつなげているものが、
作品を見る人との間に、ふたたび光をむすび始めることを願いながら制作しています。

園田雪乃


今年3月に京都芸術大学を卒業したばかりの作家、園田雪乃の個展を開催します。
在学中から注目されていた園田は、国内外の大学から選出される
国際瀧冨士美術賞・優秀賞を受賞した新鋭です。
以前から彼女の持つ野性的な面白さは際立っていましたが、
この一年余りで作品の強度が数段増したように思います。
園田が森や土などから感化されてつくりだすものは、
わたしたちもまた自然の一部であるということを如実に感じさせる力があります。
この作家の記憶の森の中では、生きとし生けるものはひとつの根っこに結ばれています。
わたしたちはいつでもそこに帰ってきてもいい。
その色、形、感触の中に存在してもいい。
そう呼びかけてくるような、生々しいいのちの姿をどうぞご覧ください。

gallery yolcha イルボン

[期間中イベント]
4.9(金)-11(日)ロシア料理 hachapuri 出店
4.24(土)岩川光「音の儀式」
イルボン

イルボン

詩人/詩演家。またはgallery yolchaの車掌。
ジンジャーエールと短編映画と文化的探検が好物。

2006年、第一詩集「迷子放送」を上梓。
2007年、自らの詩の語りとパフォーマンスに半即興的に音を乗せる、活劇詩楽団「セボンゐレボン」を結成。
2010年、大阪で多目的ギャラリー「gallery yolcha」を運行開始。

※gallery yolchaは、大阪・梅田近くの豊崎長屋(登録有形文化財)に位置する特殊な木造建築です。この屋根裏部屋とバーカウンターがあるギャラリースペースを使って、共に真剣に遊んでくれる作家を常時募集しております。詳細は上記リンク先をご覧下さい。

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