『まるで普段どおり』

第5期(2012年10月-11月)

まるで普段どおり
なんの違和感もなく電車に乗って
来た道を帰るような錯覚
それはあの日の夕方

まるで昔から決まっていたような
なんの前触れもないどしゃ降りの雨
傘の無かった帰り道
それはあの日の夕方

まるで普段どおりに
毎日が過ぎると思っていた
あの日の夕方

まるで世界が変わってしまった
あの日の夕方

生きているか
この夕陽を見ているか

生きているか
笑って飯は食っているか

生きているか
嫌なことは忘れてしまえ

生きているか
生きて
明日の朝日を待ちわびているか

まるで普段どおりに

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今日で、アパートメントを巣立ちます。

二ヶ月の短期滞在でしたが
たくさんのTweet、いいね!をありがとうございました。
胸のうちが震え上がるほど嬉しく、詩を書き続けることの励みになりました。
月曜日、一週間の始まりがこれほど楽しみだったことはありません。

本当にありがとうございました
またどこかで、私の声が聴こえたら
そこから笑って手を振ってください
いつまでもこの詩が、あなたに響きますように

それでは、よい一週間を。