いつもと、いつものすこしさき。

第11期(2013年10月-11月)


2012年 4月27日 当たって砕ける

きのう、夜になっても胸のぼこぼこがおさまらなくて、時間外だったけれど病院へ行った。
行くまえに、どうしても彼に返事をしておきたかったけれど、
長文は打てそうになかったので、伝えたいことだけ書いて送った。

今朝、いつもと変わらぬ返事が来た。見事なスルーぶり。
短くさっぱり書いたつもりだったけれど、それでもびっくりさせてしまったみたいです。

当たって砕けるよりも、後悔の方がこわい。
けれど、それはわたしの都合なのだな。
死のうが、引っ越そうが、恋しかろうが、なんだろうが。
当たって砕けられたら、相手だって痛いかもしれない。
もうよそうと思う。

ああ、でも、
砕けるほどぶつからなければよいのかも。

そのほどよい加減がわかるころ、
まだあなたといるだろうか。
あなたのこと好きだろうか。


2012年 7月7日 霊感

ジャニスさんのピアノを聴いて、衝撃を受けました。

それは、わたしの中でいじけて眠っていた子どもがパチっと目をあけて
朝、勢いよくおふとんから飛び出してくるような感じです。
「遊びに行こうよ、今すぐ行こうよ!」って
パジャマのまま玄関で地団駄踏んでいます。

圧倒されて悲しいから、何度も繰り返しきいています。
オープンハート、押し広げるから痛いのです。
なんだかマゾヒストみたいだなーとおもいながら、
それでも、今はよくこねられたパン種のようになじんでいます。


2008年 ?月?日 魔法

ハリー・ポッターなど見ていると、
戦うべきモンスターがいない平和な世界で、
どうして魔法を活かせるだろうと思った。

でも、いた。

ヴォルデモートがいなくても、
わたしが抱く怒り、疎外感、ねたみや劣等感、
外の何かと戦う時間もないほどに、全部自分だった。

腹が立ってしかたがない夜を過ごして、
翌朝、新聞をひろげると読みたくもないような見出しが目に飛び込む。
わたしの怒りが加担したのかもしれないと思う。

ここまで憎むひとはわたしにはいない。
誰かの悲しみや恐怖の体験を借りることなく
いつも気がついていたい。


2013年 3月6日 靴選び

好き嫌いは善し悪しじゃない、わたしには合ないというだけ。
合ない靴をはいて歩くようなもの。
わたしのせいでもないし、靴のせいでもない。
でも、ずっとはいてるとしたらわたしのせい。
裸足で歩こうとしないわたしのせい。
合なくてもゴロゴロした石から素足を守ってくれてる。
だから、家に帰ったら「ありがとう」って言って、きれいに包んで棄てたらいい。
そして、あたらしい靴買いなさい。素足でいる勇気を持ちなさい。
それができないなら世話になっている間はお黙りなさい。
みんなその形でがんばってる。
それぞれに用途があって、それぞれに噛み合うひとがどこかにいる。


2013年 6月26日 いい言葉

いい言葉って、偉人伝って、パワーになることもあるけれど、
あまりにパワフルだと、わたしを差し置いてメインになってしまうので、
どんなにすばらしくても、脇役のひとつであってほしいと思います。


2007年 10月12日 ビル・ゲイツになりたい

大金持ちにならんかなー

そしたら、
巨大幼稚園つくって
子どもはあったかい場所で育てる。

巨大シェルターもつくって
お母さんは安心して働ける。

本屋でか細く泣いてる
言葉もまだはっきりしない小さな子がいて、
その子のお母さん、ひどかった。
お父さんも知らんぷりでひどかった。

いたたまれなくなって、
その親はり倒して、
子どもさらってこようかと思った。

「世界観」という言葉をもらったのがうれしくて、
わすれていたことを思い出しました。

のーてんきのバカと思われてもいいから、
きれいなものだけ、やさしいものだけ、
穏やかなものだけ、伝えたい。
おそろしいことは、いやでも知ってしまうから。

いつか、見難いものに出会ったら、
きれいなものがあると知っていたい。

いけずをされたら、
やさしいひとを思い出して、

こころが波立つような場所では、
平穏を思い出せますように。

手の平をぱーにして見せる。

あなたをこわがらせるようなものは、持っていないよ。


2013年 9月5日 humor

おなじものが何ひとつ存在しない世界においては、
どんな色も、その存在をゆるされているのだろうと思う。

だからこそ、優劣や良し悪しをつけることは、
人の身に刃物を引くこととおなじくらい暴力的に感じる。


2013年 10月12日 いつもの先に

1 コーヒーにミルクたっぷり入れて飲んでみる。

2 次に音楽が聞きたくなる。

3 次にたんたんと縫い物がしたくなる。

4 そしておなかが空いてきて、ごはんのことを考える。

5 そうこうしている間に気持ちがフラットになって、友人にごめんなさいとメールする。

6 今日のこともわからなかったのに、休日の予定ができる。

7 本を借りる。

8 返す口実ができる。

9 お店を手伝ってと言われる。

10 来年果たす、約束ができる。

大きな夢を見ることもあるけれど、
それが苦しいときには小さな願いを叶えながら
点と点をつないで生きている。

あまりにもまわりが素晴らしすぎて、事足り過ぎて、
自分自身に物足りなくて、
いつも何かが欠けたエンターテイメントみたいに感じるけれど、

ちがうよ。

宝物探しをやめて、こっち来て、没頭しよう。


2013年 10月24日 いつもの

ミシンを使えばはやく仕上がって
数も2倍くらいたくさんできるけれども、
手縫いのリズムや、
まわりで流れる時間が心地よいので、
ついつい手縫いに走ってしまう。
今日など、雨が降っているからなおさらです。

これを、瞑想と呼ぶのではないかしら。

うたったり、走ったり、
車窓から景色をながめたり、
楽器を弾いたり、
カメラを持って出かけたり。

もくもくしていられるなら、なんでもいい。

2839737796_b974590f91

album-bw2

album-bw1

album-bw4