ある日の日記

第13期(2014年2月-3月)

その日の出来事を日記に残しておくような感覚。

楽しかったことや嬉しかったことは、
思いついただけたっぷりと。
見た景色や好きなもの、美味しかったもの、
きれいだなあ、かわいいなあ、
と思ったものも、たっぷりと残す。

悲しかったことや辛かったことは、
その日の気分で残すか残さないか決める。
けれど悲しい思い出というのは、
楽しい思い出よりもしつこく記憶にこびりついてしまう質なので
まあわざわざ残す必要もないかなあ と、大体は残さない。

とても単純な、
よくある形で、
私は写真を残している。

本当は写真ではなく、
文章でも絵でも、音楽でも映像でもいいのかもしれないけれど、
今の私はいくつかの理由により、写真を選んでいる。

そうして撮りためたものを時々見返して、
くすくす笑ったり、にやっとしてしまったり、
ああこの日にもう一度戻りたいなあ、なんてぼやいたりする。

さて、

ぱらぱらっとめくってゆく中でも、
一瞬で きゅっ と感情を持って行ってしまう一枚に時々出会う。

そのほとんどが、自分ではない誰かの撮ったもので、
“対象との関係が生々しく写っているもの”あるいは“そう見せているもの”
言葉にすればそんなふうに言い表せる写真だ。

そして、そんな写真は自分の撮った日記の中にも紛れ込んでいたりもする。
滅多にはないけれど。
他のページとは少し違って見える。

“贅沢な時間を過ごせた日の日記”

ちょっと気分が浮ついていて、どきどきしていて、
頭はボーっとしている。

そうだ、今日はいつもとは違う色の、、、
真っピンクのペンでかいてみよう、、、

多分、そんなかんじのことを思いながら時間をかけて書くのだ。

忘れた頃に読み返せば、また
くらり と、その瞬間に落とされる。
ちょっと恥ずかしくなったり、それでも自然と心が緩んでしまったり、
ああ、なんてものを残したんだろう、、と
いても立ってもいられなくなったりするページだ。

ある日の日記2

きっと、そうゆう日記は多いほうがいい。
たとえいつか、
押入れの奥に封印してしまいたくなる日が来るとしても。