考えるって、具体的に何をするの?

第30期(2016年12月-2017年1月)

こんにちは、珈琲子です。お正月も終わり、ダイエットをしなければならない時期がやってきました。ダイエット中はタンパク質が足りなくなってしまうのでプロテインを飲もうかと思うのですが、おすすめのものがあったら教えてくださいね。ではでは書評です。

「自分のアタマで考えよう」 ちきりん

「答えを先に読む」のをやめたのです。「天才さんが考え出した正しい答えを、自分で考える前に読んで、知識として覚える」のをやめたのです。ー本文より抜粋

社会派ブロガーとして活躍しているちきりんさんの本です。この本は著者の本他二冊、「マーケット感覚を身につけよう」「自分の時間を取り戻そう」からなる「世の中を生き抜く根幹の力」シリーズの三部作のうちの一冊です。
「マーケット感覚を身につけよう」では今自分が持っているもの、能力をどう市場の中で生かすか、常に市場を意識することの大切さについて書いてあり、「自分の力を取り戻そう」では、限りある時間をどう自分の好きなことに使うか、人工知能に仕事を取られないために、どう自分の生産性を上げるかについて書かれています。どの本も、これからの不確かで、鮮明ではない未来を生き抜くためのアドヴァイスが書かれています。

「自分のアタマで考えよう」は、自分の目の前にある問題をどう解決するか、またはどう読み解くか、つまり考える方法が書かれています。
私はこの本を読んでいる途中で、自分が普段、大して考えずに生活していることに気付きました。私が考えていると思っていた時間は、「結論を出さないまま悩みつづけている」か、「本を読んだり勉強をして知識を取り込んでいる」時間だったんだのだと、気付きました。目の前にあるものに対して、深く考えを巡らせていなかったのです。

これから考える習慣を自分につけるために役立った、心に残っている著者のアドヴァイスを紹介します。

①はじめに判断基準を決めること

明確に目的を決めるのと同じことですよね。到着地点を決めておかなければ、自分の進む道は寄り道だらけになってしまいます。インプットの作業ばかりを続けていても、自分のどこからかその情報をアウトプットしなければ、その情報が生かされません。時間に限りがあることを考えると、はじめに何が必要で必要ではないか考え、そこからインプットをはじめるのが効率的です。アウトプットの出し方を決め、それに合わせたインプットを選ぶのです。
ただ何となく時間が過ぎていて、成果は何も出ていない。こういった状況は仕事でも日常生活の中でも、いくらでもあると思います(私はよくあります。)。なので明確な目標設定をする癖をつけ、その目標へ進むために行動するように心がけています。

②知識と思考を区別すること

読書が好きだったり、ニュースやSNSの情報を定期的にチェックしている方は沢山いると思います。けれど、その情報を読んだ時間と同じ時間、その情報について考えている方はあまりいないと思います。私もそうです。自分の知りたい情報を手に入れたらそこで満足してしまい終わり。しかしそうではなく、あくまでも情報は思考の手助けとなるものなので、自分の頭でその情報を吟味し、自分なりの解答を捻り出すことが大切だと、著者は書いています。
今はインターネットで調べたら、ほとんどの情報が書いてあります。けれどその情報を発信した人がもし匿名であれば信ぴょう性は不確かで、どの情報が真実である可能性が高いのか、見極める必要がでてきます。今私達が日々触れている情報は、本当か嘘か分からないものが本当に多いです。なので考える力を養う必要があります。自分なりの情報処理の軸を見つけるのが、大切なんだと思います。

インターネットの中では、自分が知りたかった情報を手に入れるのが容易で、そのため簡単に情報が自分の望む方へと偏ってしまいます。自分が元々信じていたものに肉付けするようなものです。そしてそういった情報収集の仕方は、時に危険です。それにそれでただ情報を集めているだけです。自分のアタマを使っていません。色々なものと比較してみたり、「なぜ?」「だからなんなの?」と問いを繰り返すことで思考は深まり、自分なりの意見が言えるようになります。

私はちきりんさんのブログも大好きです。みなさんも、ぜひぜひ読んでみてください