今年の夏にアパートメントの住人にならないかと打診を受けた。
実はアパートメントが始まった頃にも1度あったのだが、断ってしまった。
僕はあまり文章を書くのが得意ではない。
だから、不安になってしまったのである。
そういう経緯もあり、またお話を頂けたのは不思議なことであった。
続けて、彼はこう言った。
「ふみちゃんが何を書くのかをみてみたいのです。」
そうか。興味を持ってくれる人がいるのか。
2回もお話を頂けたということは自信を持って良いのかもしれない。
次のチャンスはもうたぶん、ない。
人生とは巡り合わせだ。
大人になるまでは普通が一番という思想があって特に目立つわけでなく、平凡に暮らしてきた。
しかし、ここ数年で今までの数倍の出逢いをして、その人生観が180度変わってしまったのである。
だからこそ、このチャンスを逃すわけにはいかない。
レンタルビデオ店で同じ映画を手に取るというようなドラマティックな出逢いではないですが、
この借り暮らしの場での新たな出逢いを永遠のものと信じて。
はじめまして、文本貴士と申します。
名古屋で写真を撮っています。
2ヶ月の間、宜しくお願い致します。