あの映画が面白かった、この映画はつまらなかった、作品への評価はひとそれぞれ。正しいのか、正しくないのかなど一概に決めることはできない。
では、俺の場合はどうだろうか。
俺の映画を評価をする判断材料というものはたった一つで成り立っている。
それは
「期待に応えたか、応えられなかったか」だ。
大作ほど期待が高まるというもの期待が高まるのでなかなか期待に応えてくれることもあまりないのが現実である。
ではB級映画、いやZ級を超すクソ映画はどうだろうか。
俺はクソ映画というジャンルを勝手に確立し、常にアンテナを張っている。そう、クソ映画=マジでつまらない映画は愛でる価値があるのだ。
絶対につまらない、という「期待」を胸に作品を観に行くと、やはり期待通りクソなのだ。観終わるとどうだろうか、
不思議と
「あーつまらなかった~」
というすがすがしさがあるのだ。つまり「つまらないに決まっている」という期待に大いに応えているのだ。※ちなみにどの映画がクソ映画かはあえて触れないでおく。
「これ、絶対やばいだろ」と思った作品は大抵やばい。「あー、なんでこういうことしちゃうのかな~」と思い、制作陣に「お前、ほんとにこれ面白いと思って作ってるのか?本当に手抜いてないよな?本当にこれが正解だと思ってるんだよな?」と問いただしたくなるほどだ、つまらなすぎるだろ、最高だ、となる。
しかし、中途半端な評価点があると正直微妙だ。モヤモヤだけ胸に残り、消化不良が発生する。
自分しか知らないクソ映画、クソ映画が自分の作品になりクソ映画が己の血となり肉となるくれるあの快感、皆さんはお分かりだろうか。
だが、クソ映画というものは年に1本あるかないかだ。昨年はクソ映画に出会うことができなかった。
なかなかZ級を超えるクソ映画と呼ぶまでの作品に会うことは面白い映画に会う以上に困難なことである。
今年はすでに1本、まあまあつまらない映画に会うことができた。
だがまだまだ世界にはオラの知らないクソ映画が眠っているはずだ。オラ、ワクワクすっぞ。
皆さんもたまの休みにクソ映画の1本でもいかがでしょうか。なんでわざわざ休みの時間を使ってクソ映画なんてみないといけないんだROXお前はアホか、わかります、その気持ち。でも待ってください。
クソ映画にはもしかしたら新たなビジネスのチャンスやイノベーション、今まで思いつくはずもなかった働き方やライフスタイル、ライフハック、ご自宅の新たなおしゃれ収納の方法が隠されているかもしれませんそんなわけなです。