当番ノート 第14期
こんにちは、GWが空けましたね。 皆さんがお休みのときに働いて楽しませてナンボ、平吹正名です。 動いた動いてたよ、僕は。 御殿場、富士山、須走途中のコンビニで自衛隊とゴルフに向かう人達に、何故か、 僕は東京人っすよ田植えの手伝いに来ているのですとめっちゃオーラを出してみたりした。 こういった、人間の自意識過剰な可笑しみに塗る薬あったら、こっそりネットで買いますわ。 はい。 田んぼに関わる業務をゴッ…
当番ノート 第14期
ケーキ類はどうしても茶色の占める割合が多いので 色の鮮やかなものを見つけると 気持ちが上がります。 もちろん着色料は出来るだけ使っていないもので。 この潔く鮮やかな赤のイチゴのムースケーキも 一目惚れで即買いしたもの。 フルーツをそのまま使って色を見せるのではなく 果汁を使ったゼラチン質で包み見せたところが 想像力と創造力だと思います。 色もですが味も本物のイチゴよりイチゴを感じさせて ワクワクで…
当番ノート 第14期
今回は作品づくりについて書きたいと思う。 ※ このあたりの部分は作家それぞれが設定しているところなので、 あくまで私の認識というのを留意して頂ければ幸いです。 光を透す作品は、写真自体に穴をあけ、それをさらに太陽などの光源に向けて再撮影する方法で作成している。 なので、作成方法自体はとてもシンプルでアナログな方法だ。 私は作品作成方法はなるべくシンプルにしたいと考えている。それは、「作品」は実体と…
当番ノート 第14期
1989年6月27日 最高気温24℃ 最低気温17℃ 曇りのち晴れ 「自室であるものを飼いだしたので、見に来るように」 自宅のドアにそう書かれたメモが挟まっていた。差出人の名前は無い。誰の仕業であるかはこのダ・ヴィンチの手稿の文字に似た筆跡を見れば一目瞭然であるのだが。 その日の仕事を終えた19時半、私はいつものように鮮魚店で仕入れた魚を片手に彼、ピゴの元へと向かった。 ピゴの住む動物園はも…
当番ノート 第14期
この間「とうとうブログに文章書くのやめたんだね」といわれたんだけれど、 そういう訳じゃなくて、絵を説明するのって本当に難しい。私は特にかなりパーソナルな日記のようなものを毎日描いているし、「よし、この絵を描こう!」と決めて描いている訳ではないし。 ただ、「あるフレーズが頭の中に浮かんで、その文を繰り返しながら描くこと」が殆ど。 今回の絵はうまく説明できないけれど、「You can’t …
当番ノート 第14期
「 フクロウ 」 丸い輝く目を持つフクロウの名前はアルト。 動物園から逃げ出して、自由に生きている。 二度と檻の中では暮らさないと心に決めて。
当番ノート 第14期
「起きてる?」 「起きてる。天気は?」 「朝から雨だって。多分もう降ってる。」 「わー。さむそうね。」 くるりと毛先がはねた寝癖。少し腫れぼったい瞼。ソロソロと寝室から出ていく後ろ姿は頼りなさげで、リビングからうっすらと射し込む光が透過しそうだった。時計を見て安心する。恋人は早番、僕は遅番。 抜け殻のような形をした掛け布団にはまだ暖かさが残っていて、広くなったベッドで何度か寝返りをうつと、僕…
当番ノート 第14期
携帯電話のない一週間を過ごしていて、復活したら、世界はやっぱり回っているのですね、平吹正名です。 簡単に繋がれないからこそのストレートな感情の発露、会えることの喜び、抱きしめること。 やっぱり、自分の知らない感情を知ることに喜びを感じてしまいます。 今日で四月が終わります。春になると、ゆらゆら帝国というバンドの曲を聴いてしまいます。 春×ムサビ×ゆら帝 が、四年前に役者として、初めてムサビの授業に…
当番ノート 第14期
シュークリームは「おやつ」色が強い。 でもそのシュークリームがプチサイズになって 重なり、土台となったサントノーレは しっかり「ケーキ」感がある。 同じシュークリームだけど 手掴みで食べても良い気楽さと フォークという 1ステップを介して食べる違いでしょうか。 それとも単にデコレーションの加減かな。 スポンジの有り無しだけでもないし ケーキの定義って、人によって異なりそうですね。 シュークリームが…
当番ノート 第14期
誕生日を迎えた。 33歳。 そんな年齢になったなんてやはり実感があまりない。私は相変わらず子供だ。 周りの同じくらいの世代、上の世代の人もそれぞれ子供な面をみることは多い。子供の時には、33歳なんて完全に大人で、自分とは全く異なる存在で、ただただ別な存在な存在として仰ぎ見るものだったから見えなかったのだろう。同じ標高に登るとこの年齢でもそれほど完璧な存在にはなかなかみんななれていなと分かる。 誕生…
当番ノート 第14期
1989年5月1日 最高気温18℃ 最低気温9℃ 曇りのち雨 先日ピゴの部屋を訪れた時、彼が昔クローナと二人でした小旅行の話を聞いた。旅の写真の数々を囲み、夜通しアルコールを飲みながら(ピゴは海水ばかり飲んでいたが)語り合った。アルバムに几帳面に貼られた写真に写る彼と彼女はとても楽しそうだった。アイスランド、フィンランド、グリーンランドなどの寒い地方の写真がとても多く、オーロラの写真がびっしりと…
当番ノート 第14期
今日も夢に見たものを描いた。 小さい男の子から赤ちゃんをもらった夢。変な夢だったなあ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー