当番ノート 第13期
アパートメントへは、カマウチヒデキさんのご紹介でやって来ました。実は、本人には、まだお会いしたことがありません。けれども、彼の写真展は見に行きました(彼の友達にはお会いしました)。また、わたしがおんさに参加していたとき、やはりお目にかかれなかったのですが作品を見に来ていただきました。ネット社会なんだな~と思います。 むかし、ほんの10年ぐらい前は、ひとに会わずにその人に会うという感覚はありませ…
当番ノート 第13期
人間が見る世界はちょっとだけ何かが欠けている、と思う。 人間のからだはとても賢いから、その瞬間に必要のないものを勝手に省略してしまう。 確かに目に入った それ を 「この動作には必要がないからねえ」と、見なかったことにしてしまう。 見たい見たいと、意識していても、なかなか目にすることができない。 けれど、省略されてしまうそれは、カメラの目を借りることでフィルムに焼きつくことがある。 それもほとんど…
当番ノート 第13期
黙々と、 木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか を読みながら色々と描いていました。 本の内容とは全く関係無い、絵となりました。
当番ノート 第13期
アパートメントをご覧の皆様、はじめまして。 静岡市は両替町にある「Freakyshow」というライブバーの店長を務める牧野俊太という者です。スニッカーズ片手に失礼します。 プライベートではherpianoというバンドでへっぽこドラムを担当しています。最近はheylomeというバンドでもなんちゃってドラムを叩いてます。 同じく両替町のご近所ライブハウス騒弦の店長、ノダフルタ(身長3m)からの紹介で、…
当番ノート 第13期
僕のアパートメントにトカゲが住み始めた。 月が出る頃に、トカゲが少女になる。 眠りについた頃に、うっすらと聞こえる。 静かに布団に入ってきた彼女が、僕の親指を口に入れ、音を立てずに舐めている。 朝になる。洗面所の鏡に写っている自分をみつめながら昨夜の夢を確かめる。 白い和紙に落ちた墨の粒のような、真っ黒な彼女の瞳が浮かぶ。 「夢、これはきっと夢だ」顔を洗いながら口にするが、僕は自分の親指の異変に気…
当番ノート 第12期
私にとって大切な一冊となった絵本「ずーっと ずっと だいすきだよ」 父が亡くなった時、傷心しきっていた私宛への 友人からのおくりもの。 ぼくと一緒に成長してきた かけがえのない家族である愛犬エルフィーが亡くなる。 好きだという想いを言葉にして伝えていなかったことに気づき 悔やむ家族たち。 その中で ぼくだけは、毎晩おやすみの前に大好きだという想いをエルフィーに 伝えていたからか悲しみも癒され な…
当番ノート 第12期
…ン 思えばこれまで、それなりの数は恋をしてきた。 結ばれた恋も、結ばれなかった恋も、 千切れた恋も、自ら解いた恋も、 …ポーン こうして並べて見てみると、どの恋もそれぞれ刃を隠し持ち、 輝いていた頃の思い出を抱きとめながら、皆同様に鈍色に光って見える。 …ピンポーン 全て輝いて見えたということを裏返せば、 どれも突出して光っていないとも言える。 差異が無いこと。 全部同じに見えること。…
当番ノート 第12期
※女性蔑視ととられかねない発言があることを自覚しておりますので、先にお詫び申し上げます。 先日、俺は20対20の合コンに行った。 まずは居酒屋和民。 俺たちの向かいに座る女共を見渡す。 左からべっぴんさん、べっぴんさん、ブス、ブス、ブス、ブス、ブス、ブス、ブス、オカマ、ブス、石原さとみ、ブス…… ……石原さとみ!!!! そう、なんとブスだらけの合コンに石原さとみが来ていたのだ。 しかも、俺の真正面…
当番ノート 第12期
僕たちは生まれたときから、そこにあるものが当然のように、 何の疑問も感じずに過ごしています。だって、それが当たり前だから。 でも、それって本当に当たり前のことなんだろうか? そういうことを日々思い、考え、疑問に思うわけです。 僕は自分を含めて客観的にモノを見ているようです。 それは良いのか悪いのかはわかりません。 社会という大きな枠組みもあれば、周りのコミュニティーという小さな枠組みまで。 そうい…
当番ノート 第12期
電車に乗る生活が日常です。 とくに、満員のぎゅうぎゅうの電車、というわけではありません。 ところで、ぎゅうぎゅう、ということばはいいなあと思うのが、 犇めくという漢字が、ぎゅうが3つも使われていて、そのようすとそっくりだから、 いいなあと思います。 そんな風に、どこに行くにも電車に乗るのが常で、 毎日電車でどこかに行ってます。 電車なんてものがなくて、みんなが一様に歩くのが常であれば、 きっと電車…
当番ノート 第12期
仕上げはお土産 できてしまった絵は、 発表します。 一枚の紙の中に、 今まで過ごした時間全部が詰まっています。 人生全部が詰まっています。 それはもう、なかなかすごいことなんだと思います。 いろいろあった中のほんの一部分が、 紙の上にでてきています。 旅のあとの、お土産話のようなものだね。 ……………. 最終回です。 最終的に文字がなくな…
当番ノート 第12期
彼女に出会ったのは今から5年程前。 初めて会ったその日から彼女の放つ何かに引きつけられ写真を撮り始めた。 目の奥に潜む脆さや闇のようなもの、屈託のない笑顔、芯の強さ 会うたびに 距離が近づいていくたびに 魅せる表情が変化していくのを感じていた。 はじめてだからこそ撮れる 緊張感のある写真 お互いに歩み寄りを重ねたからこそ撮れる写真 年月の流れの中で距離感と表情は変化し続ける それを残していくには続…