当番ノート 第30期
こんにちは、珈琲子です。名前にしてしまうくらいなのですが、珈琲が大好きです。一日一杯か二杯、ブラックコーヒーを飲んでいます。好きなのはもちろんですが、気付いたら毎日飲むのが習慣になっていました。それでは紹介です。 「下り坂をそろそろと下る」 平田オリザ だが、本当に、本当に、大事なことは、たとえば平日の昼間に、どうしても観たい芝居やライブがあれば、職場に申し出て、いつでも気軽に休みが取れ…
当番ノート 第30期
年内最後のコラムだ、なんてことだ。 2016年に私に起きた最も大切なことのひとつが、朝弘佳央理さんにこの夏、ダンスの衣装を作れたことだった。 6月頃から佳央理さんとメールのやりとりをして、踊りのこと、踊るときに大事にしていること、服を作るときに考えていることなどを、文通のようにゆっくりと交換した。 何公演かあるという即興の踊りの衣装は、トルソーに布を当てて立体で形をいじりながら決め、そのあとに生地…
当番ノート 第30期
皆様こんにちは。HALです。いかがお過ごしでしょうか。クリスマスも無事終了し、お正月がもういくつか寝るとやってきますね。皆さんにとって2016年はどのような年だったでしょうか。 話は変わって初夢について。一富士二鷹三茄子と言いますが、いくら初物の茄子は縁起がいいとは言っても、一体どんな夢の中で茄子は登場するのでしょうか?富士山や鷹はなんとなくわかりますが。初夢に茄子が来たら、実は一番レアで縁起がい…
当番ノート 第30期
メリークリスマス! みなさん、まさか恋人同士でクリスマスとか、そんな浮かれてないですよね?w いつの間に日本はクリスマスだけパーティピーポーになったんだろうと思いますが、いかがお過ごしでしょうか? さてさて気づけば4回目。 こんにちわ。 Tomomiです。 先日、12/15-21にかけて、長崎県は五島列島。 上五島と福江に行ってきました。 今日はその話を少し書こうと思います。 きっかけは、イトーキ…
当番ノート 第30期
雪が降っている日の空が、薄ら明るく、雪が降り積もる「音」のすることを 雪国以外で育った人に話すと、けっこう驚かれる。 雪が降る様子を最初にしんしん、と表現したひとは素敵。 本当にそうとしか言いようのない音なのだ。 それは、心が休まるような音つきの静けさ。 雪の降る朝、カーテンが閉まっていても雪の気配が窓際に漂っていて 私はやっぱり嬉しくて、カーテンを開ける瞬間をもったいなく感じるほど。 そうしてま…
当番ノート 第30期
今日も鎌倉の話です。 鎌倉駅より徒歩10分、扇ガ谷にある寿福寺は1200年の創建。 北条政子の招きにより栄西(ようさい)というお坊さんが建てたお寺です。 この栄西、学校の日本史の授業では、「臨済宗の開祖」とか「『喫茶養生記』を書いた人」というふうに習った方も多いと思います。実際に栄西の功績というのは長い日本の歴史の中でも注目すべき点がたくさんあるのですが、学校の授業というのは味気ないもので、人物名…
当番ノート 第30期
こんばんは、珈琲子です。毎日寒くて布団から出るのが大変です。布団から出ずに作業ができるiphoneは本当に便利で最高ですね。ではでは先週の続きです。 「インターネット的」 糸井重里 先週わたしは、著者の表現するインターネット的とは何かについて、書かせていただきました。インターネットが生まれたことによって、より一層活用されるようになったコミュニケーション、情報を伝える方法。今週はインターネットが生ま…
当番ノート 第30期
父方の祖母のお下がりの服をよく着る。 祖母にもらったアクセサリーもよく身につける。 祖母は洋服もアクセサリーも沢山持っていて、時折帰省したとき出してきては「私はもう着ねっけやるわね」と言って譲ってくれる。 ゆかりの品で装うのは嬉しい。 思い出の品だからというだけでなく、良い素材で、何十年も手入れして使われてきたものは、独特の凄みのようなものを帯びていると思う。 今使っている新しいもので、自分が孫の…
当番ノート 第30期
皆様こんにちは。HALです。いかがお過ごしでしょうか。私が住んでいるポズナンでは町中がクリスマスを待ちわびているぞ!といった雰囲気に包まれております。各家庭でのクリスマスの準備に向けた気合の入り方も尋常ではない感じです。そんな状況を背中に感じながら、本日の投稿では、私が芸術作品を作りたい、アーティストになりたいと思った動機について少しお話しさせていただきたいと思います。 子供の頃、それは小学校に入…
当番ノート 第30期
こんにちは。 Tomomiです。 2回のコラムを経て、案外反響があることに結構びっくりしつつ、 そういえば仕事でライティングはちょろちょろしていたけど自分のことって書いてなかったな〜と。 で、書いて見たり感想を聞いて、いろんなことをまた教えてもらう日々。 日々日々感謝ですな。 島が好きだとか、移住したかったとか、なんやらかんやらやっていたら、レビューを書いてくれたたからさがしの宮ヶ原さんと東京で会…
当番ノート 第30期
戻りたい時間って、きっとどの人もあるんだろう。 私がよく思い出すのは、幼稚園生の時、帰宅後の昼下がり。 木洩れ日の漏れるマンションの一室で「げんきなマドレーヌ」を読み聞かせてもらっている時間。 なによりも大好きな絵本のそば、白いビニールの壁紙を戯れる午後の陽が好きだった。 もう少し傾くと夕方に違いなく、でもその手前の昼下がりの緩やかなひかり。 ひかりの傍、籐の電話台に落ちる影をお母さんのことよりも…
当番ノート 第30期
今日はダッフルコートの話から。 これは24年前、僕が19歳の時に7万円ぐらいで買ったものです。 一時期下火になっていたのですが、ここ数年復活の兆しを見せてきたので、僕も最近また着るようになりました。 このダッフルを買った頃、90年代は今と異なり、 今でいう「ビッグシルエット」の服が流行っていたんです。このダッフルもMサイズで購入したものの今となってはダボダボで、着て歩くにはどこか気恥ずかしいものが…