当番ノート 第6期
「みおのなまえは青森のおじいちゃんが かしこくて誰からもあいされる うつくしい人になりますようにと 願って、つけてくれたんだよ。」 小学生のころ、こんな宿題があった。 自分のなまえの由来を両親に聞いて それについて作文をする。 最後にクラスメイトの前で発表するというもの。 生まれたあとすぐに撮られた8mmビデオ 産婦人科のベビーベッド 大きくかけられたわたしのなまえ 続々とお母さんのもとにや…
当番ノート 第6期
むかしフィリップKディックとモンキーパンチとチャールズブコウスキーをミックスしたようなSFハードボイルドを書いて名だたるSF文学賞に応募したことがある。結果は落選だった。タイトルは”ディックマンブルース” いまでは不毛に時間を費やしてしまったなとちょっとした人生の汚点だか、当時はイケると思っていたから仕方が無い。長編だからここに掲載する訳にもいけれど、ざっと要約すると、、、…
長期滞在者
昨年末、新幹線でげろげろ酔いながら、家族の暮す群馬へと帰省した。群馬の土地を踏むのは、一年ぶりだった。まず、大学時代の恩師と品川で会ってから、混雑した電車に飛び込んだ。見慣れていたはずの東京の雑踏、人の群れ。何度利用しても好きになれない赤羽駅で乗り換えて、いつもの二倍、三倍の人でごったがえしていた本庄駅でむかえの車を待った。駅前のミスドがなくなっていた。 もう長く顔を見ていなかった父方の祖父母…
当番ノート 第6期
東の魔女と西の魔女。バハムートとリヴァイアサン。夫の人が私とかおりさんを評してそう言った。 おこがましい。並べられるようなものなど、ないよ。とも思うし面白いとも思う。 (魔女は南の島にもいるのだけど、それはまた別の話) かおりさんと最初すれ違った頃、私たちは違う名前だった。 その場所で私たちは一度も会話をしなかった気がする。 顔の見えない場所で、名前と言葉だけ何度も見かける。 すれ違う70億人の中…
当番ノート 第6期
今日はスケートの話をしようと思います。 子がやりたいというので、私も子ども時代以来ひさびさにスケートをやってみました。 私はスポーツの中ではスケートだけが好きです。 というよりスケートは私にとってはスポーツでないというほうが正確なのかもしれません。 -とくに着替えなくて良い(靴だけスケート靴にかえればよい) -汗をかかない(かく人もいるらしいけど私はかかないし、汗かくほど激しく滑らなくても良い) …
当番ノート 第6期
あけましておめでとうございます。 皆様よいお正月休みを過ごしておりますか? わたくしはお餅を食べたり寝たりお餅を食べたり寝たりしてお正月をエンジョイしております。 しかし残念ながら明日は月曜日でございます。大多数の方が仕事始めになるのではないでしょうか。 やだね。超やだ。すっげーやだ。 何故みんな嫌だ嫌だと思いながらも毎日仕事などしなければいけないのか。 何故一週間は7日間もあるのに、5日間も仕事…
当番ノート 第6期
あけましておめでとうございます! みなさんお正月はどうでしたでしょうか? 僕は、毎年恒例のだらだらごろごろ、そして録画しておいた、ガキの使いあらへんで!を見ながら、おやつを食べまくるという生活を送りました。 僕は、とてもお正月が好きです。なぜなら、どんなにだらだらしていても、怒られないからです。 ああ、一か月に一度お正月が来ないかなあ。 話は変わりまして、今回は、とてもシンプルな、いわゆるワンアイ…
当番ノート 第6期
わたしの妹は天文学者になりたい。 わたしの知る限りで文系脳な妹は 苦手科目であるはずの数学や物理を ぐずり、と涙をながしながら解いている。 『たかが1問』に、ものすごいエネルギーを使って。 それがすべてのような立ち向かい方をして。 星や宇宙に好奇心をそそいでは なにかを見出そうとしている。 結果を欲しがっている。 「まっくらな夜道を手がかり、 足がかりなしに進んでるみたい。」 欠かさず一緒に入る…
当番ノート 第6期
今まで沢山の引越しをした。でも今思えばそんな引越しせずにいれたらよかったのにと思う。これというのも意味のわからないものをそうやすやすと受け入れられない性分だからだ。”更新料” いまだに意味がわからない。まあ確かにそれが書かれた契約書に合意をしたのは自分だ。そしてまた引越しを繰り返す。今回の引越しは、いつ会社を辞めてもいいように、自営運営資金貯蓄目的の格下げ引越しだが、だから…
当番ノート 第6期
「玄関から草どころか木が生えていて」 「じゃあ下の方はもう誰もおらんのやな」 初めてこの島に来た時、夜の暗さにびっくりした。 方向は道の灯りではなく、音で判別するものと初めて知ったのだった。 波の音が聴こえる方が海、風の音が聴こえる方が山。 自分と闇の境目は今にも溶けそうで、私は自分の肩を自分でぎゅっと抱いた。 夫の人が生まれ育ったこの島は今はもう190人しか住んでいない。 公式での記録がそうなだ…
当番ノート 第6期
今日は、突然ですがクラヴサン(イタリア語ではチェンバロ、英語ではハープシコード)の話にしようと思います。 私の趣味は、クラヴサンをもっている人の家に留守中、押し入り、調律がバロック風でない場合、バロック風に調律しなおしてしまうことです。 持ち主がバカンスから帰ってきてクラヴサンを弾いてみたら、なんだかいつもより違う気がする…。でもおかしいところはないし、響きはより深い感じになったのでそのまま弾いて…
当番ノート 第6期
だいっキライ なのに 愛してる 川本真琴がそんな歌、歌っていたなぁ。 私は自分の外見と内面に自信がないし、好きじゃない。 自分の描く絵もあまり好きではない。 はじめましての自己紹介で、自分のことをクズだと言う様な女が自身を好きなはずがないのですが。 だけど、私は自分の外見も内面も好きだし、自分の描いた絵が大好きです。 こいつは何を言ってるんだ。意味が分からん。とっとと実家の火星に帰れ。 そう思…