Slow times
あたらしい 家が とおくに 見える。 みちは うねりながら つづいてる。 ゆっくりと、たまに立ち止まり、けしきを たのしむこと。 そとのくうきは つめたくて きれいだ。 たくさん すいこもう。 ーーーーーーーーーーーーーー
Slow times
外編の、はじまりはじまり ぞう; もうつかれちゃった とり; 少しやすんだらいいじゃない(鳥語) ここはさむくて しずかなところ
Slow times
それでも、外にでてみたらいいじゃない。 窓があるから。 一緒に行くから大丈夫だよ。 。 。 。 。 。
Slow times
中身がしっかりしている。ということ。 自分の足で立っている。ということ。 もしかしたら飛び方を知らないのかもしれない。 他の鳥と違いすぎて、ここにいるのかもしれない。 みんなと同じように羽ばたけば簡単に飛べるってわけじゃない。 象の頭はやわらかい。
Slow times
みみのない象の上で、小鳥は自分の輪郭が薄いことについて悩んでおりましたが、 輪郭があやふやな分、中身がしっかりしている という結論に達した模様です。
Slow times
みみのない象の見るせかいは よけいなものがなく、とてもしずかにととのっているのです。
Slow times
くちのないひと くだもののかおりをすいこむ それから そっと ぞうのせなかをさわる
Slow times
前回の続きです。 建物に近づいて行って、窓の中を覗いたところ。 さて、次回は誰かに会えるのでしょうか。 どうでしょうか。
Slow times
Slow times 絵だけのお話。言葉がないところへ行くのです。 ものすごく遠い異国へ、急に出かけてしまった 一人旅のようなものです。 一ヶ月ごとに一ページづつゆっくり進みます。 どうぞ気長にお付き合いください。