ツキアカリ

いとでんわ 第1期(2011年10月-2011年11月)

いつもありがとうございます
荻窪vindens cafeの風でございます
今回はカフェ系のお話から離れて
つらつらと・・・・

先日お店の方をお休みして
高知県の漁村の方へ赴きました
小さな集落て20件程の家が立ち並ぶ地域
夜の9時にはほぼ明かりが消えてしまい
聞こえるのは波の音と
スズムシやマツムシの音ばかり

ふらっと外に出ると
空には僅かに欠けているものの
立派なお月様が・・・・
泊まった家のある場所には外灯がありますが
道を30m程進みカーブを曲がると
そこは人工的な灯りの全く届かない地に

でもそこにある風景は闇ではなく
月あかりに照らされた美しい山の斜面と海
足元には月あかりで
くっきりと浮き上がる自身の影

都会に・・・・
人のある程度暮らしている地域にいると
人の灯りが強すぎて、
月あかりがこんなにも明るいことを忘れてしまいます

道を歩いていると常に同じ方向に影がある
人工の光の中を歩いている時には
ありえない風景がそこにはありました
月あかりを浴びているんだなと・・・・

街中にいたって月あかりは
間違いなくそこにあり
自分を照らしてくれています
でもそれに気づけないでいる自分がここにいます

ただただ、いいなぁと
ついつい両手を月に向けてひろげてしまいました
月には不思議な力があるという方がいます
事実かどうかなんてわかりませんが
少なくとも、自分にはこの月あかりに
触れられたことを幸せと感じました

街には街の良さがあり
田舎には田舎の良さがある
街には街の不便さがあり
田舎には田舎の不便さがある
どちらがいいかなんてわかりゃしません

ただ自分としてはたまにこういうところに行き
自分の影に声をかけ
手を延ばし
自分の影と握手をする
それによって
自分が自分であることを感じること
それがとても大切なことと思っています

自分自身が自分自身を感じる事
感じられること
簡単なことのようで
普段の私には出来ていないんでしょうね
皆さんはいかがですか?