free 参る 夜明け前⑤

第27期(2016年6月-7月)

只今6月27日(月)の2:30。草木も眠る丑三つ時、と言いたいところゲコゲコ蛙が啼いてます。
今晩からフタビの東京出張 one more 行脚、先週は一週間奈良に居ましたが隔週での東京と
来SS向けのご提案も佳境、7月にもう一度伺って一旦落ち着く感じです。
その間に関西や中部のお客様にも伺わねば。

先週は月曜から品質トラブルにて泉州出張、直前の先週土日も同じく泉州の友人夫妻宅で
素敵なディナーにお招きいただき(ありがとう!)、先週と泉州が入り交じり free 舞い戻る な週の幕開け。
火、水、木とお客様来られ、打ち合わせや、来SSご提案や、アテンドをこなしながら
saredo の工場さん向けの糸の出荷や、出張でご依頼あった素材の色見本帳を発送したり。
奥さんも迫ってきた7月の出店準備や、今結構ハマってはるBENGARING(ベンガラ染め)や
ありがたいことに毎週コンスタントにいただいているサレドンベイスでの ito のご注文の発送などなど
をこなしていると、あれよあれよともう月末。
出店が少し落ち着いた今月にこそ、やらねばならぬ整理事が一向に出来ていない現状にイライラ、
半ば強引に会社のほうだけでもやったもんだからすったもんだ。我が家の離脱派の懐柔策や如何に。

前回のお話で登場したコレクションカタログ見返してると、13’AW(2012年11から12月頃作成)は
前年冬に続いてお盆に伺った清里現代美術館で伊藤信吾さんに教わった(アンゼルム・)キーファーの作品集を
9月に入手し、こころ揺さぶられ、奥さんのコラージュ作品とともに年を経て変化しても連なり生き続ける
絵画と衣服をイメージ。
14’AW(2013年11から12月頃作成)は、地元奈良は生駒郡安堵町にあり惜しまれつつも
2014年2月に閉館した富本憲吉記念館に幸運にも伺えたことから、富本氏が影響を受けた
ウィリアム・モリスのアーツ・アンド・クラフツ運動やバーナード・リーチとの出会い、
生活と芸術を一致させようとしたモリスの思想が各国の美術運動に影響を与えたことなど、
ものつくりへの憧れを表現。
と言っても勝手に妄想ジグザグジグソー、お客様からしたら「何この表紙??」やったかと思いますが
一応聞いて下さったかたにはこっそり説明してみたり。

資料館で実際に見せていただいたアフリカのひじ掛けのような枕のような椅子のような古民具、
機能と意匠を兼ねたこれ以上そぎ落とせない限界の美しさがそこにあった記憶。
「模様から模様を作らず」と既存の模様を使用することなく自らのオリジナルの模様を描き続けた氏は
民芸運動を興した柳宗悦氏と後に決別することになるけれど、やはり「用の美」と言う概念には
共感してはったんやろなとか。
saredo -されど- が展開する ito 、くつした、ぼうしと言ったものたちを、暮しの道具
「sare 道具(サレドモノ)」と名付けたのもこのあたりからの影響かも知れません。
いつも動きながら、急ぎながら、追い込まれながらでほんま上っ面をなぞるだけしか勉強出来てないけれど、
ちゃんとじっくりと改めて深堀したいなぁ。
コンセプトぶち上げることより、そのことを自身が体現し続けることのほうが実は難しいんやけど
どうせぶち上げるならハードル高めで、アンパンは上目が面白い。けど自分の時間つくる努力足らん。
そう、その年の12月にはこれまた毎年ライフワーク的に通っている祭りのレポ(なんのこっちゃ
わからんかも知れませんが、わがるやづだげわがればいいさ)では、白樺派としての柳宗悦も研究した
ウイリアム・ブレイクのエルサレムではありませんが
あらゆる権威や権力に屈することのない自由な精神活動を続けて行く為に「面白おかしく」考え続ける事が
今やっていることにつながる、何でも後付けに思われるかも知れませんが、振り返ってみたら
その契機だったのかも知れません。

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まぁ色々ぐるぐると今回は、脳内 free 参る にフラッシュバックした記憶のパズル。