the power sink
こんばんは!僕は普段からあまり意味のない絵を描いているので、それをここに載せる。 タイトルのthe power sinkの意味は、エネルギーが沈んでいくとか、パワーが無くなるとか、力が抜けるというような感じの意味です。見て頂けると嬉しいです。ではよろしくお願いします! ドッヂボーイ (自らの手をひもで縛ってドッヂボールをする無抵抗な人の事で、1人だったり集団で現れたりする) ぴったり…
当番ノート 第19期
【第6話 顔とヤバい女の子】 ◾︎鉢かづき姫 (ああ、もっと美人に生まれたかった!) 美醜は一般的に女性の永遠の悩みとされている。美醜とは何か。 鉢かづき姫は、頭に被せられた鉢が取れなくなり、顔が見えないと気味悪がられ行く先々でいじめられた女の子です。彼女は鉢をかぶったまま成長し、下働きをしていた家の男と恋に落ちた。 好きな人との結婚を男の両親に認めてもらうため、美しい兄嫁たちと対決することになっ…
当番ノート 第19期
夜行バスに乗って京都に行ってきた。 5年前に行ったのが最後だが、京都のどこがいいのかは肌感覚で覚えている。 こここそ本来「みやこ」と呼ぶべきところなのだという感覚。「日本史」の大部分を背負っている感じがするところ。 江戸はもともとただの小さな漁村だったということと比べると、東京が持つ歴史の浅さが少し残念である。 でも横浜はまた別だぞ。横浜はいいところですよ。 ぜひ「桜木町」に一度は来てくださいね。…
Slow times
Slow times 絵だけのお話。言葉がないところへ行くのです。 ものすごく遠い異国へ、急に出かけてしまった 一人旅のようなものです。 一ヶ月ごとに一ページづつゆっくり進みます。 どうぞ気長にお付き合いください。
当番ノート 第19期
良い風が吹いたら、明日は雨。 雨は恵み。風は喝采。雨上がりの空と雲の祝福。 motoco oki
当番ノート 第19期
ぼくのお茶畑がある川根という地域は 山あいの、いわゆる田舎です。 暦は春といっても、まだまだ冷え込むこの頃。 この時期は、春といっていいのか、まだ冬でいいのかと悩むほど。 感じるのは 春と冬のあいだ だということ。 冬のあいだ、きつい霜にあたって黄色っぽく変化したお茶っ葉が だんだんと濃いグリーンに戻ってきます。 畑には菜の花が満開になり、ブンブンとみつばちの羽音が。 ダイコンや白菜、ほうれんそう…
当番ノート 第19期
新緑。 春が近づいて、緑の勢いが増す新緑の季節。 道端にしゃがむと小さな芽が出ていた。芽の側には少し育った葉。 その側にもう少し育ったもの、そして枯れた草。 ぐるりと廻る世界の片隅。 私の住んでいる山手にはたくさんの階段がある。 年月の経った石段の割れ目からひょこひょこと草が生えているのがとても好きだ。 誰かの家から飛んで来たのか、アジアンタムやハーブの類いも時々見かける。 石壁の隙間はパラダイス…
長期滞在者
【個展のお知らせ】 3/17(火) – 3/29(日) (在廊予定日3/21(土)) 京都レティシア書房で個展をします。 物理、数学、鉱物、錬金術等をテーマにした絵画展です。 書籍、自作アクセサリー、トートバック、ステッカー等の販売、鉱物標本の展示も行います。 —————— 個展の準備中のため、今月は宣伝にて失礼…
当番ノート 第19期
数年前、まだ学生だったころ「嫉妬」「本能」「憂い」という3つそれぞれを作品テーマにしたことがあった。 この3つは単体ではなく本能に集約されるのだな、と今頃になって気がついたお話。 よく語られるテーマでもある、女の情緒不安に関して。 圧倒的な孤独に蝕まれる日がある。 おんなという生き物は本当に不思議な生き物で、突然そんな曇った日が訪れる。 理由なんて特にないのですが 「あ、私、いまなんだかとっても寂…
当番ノート 第19期
【第5話 力とヤバい女の子】 ◾︎いざなみのみこと 日本書紀に登場するいざなみのみことは、日本で最も愛憎の力を持った女性の一人です。彼女は死後、夫であるいざなぎのみことが自分の腐敗した体を見たことに怒りくるい、夫とふたりで作った国を指して「お前の国のひとを毎日1000人ころす」と言う。彼女は作ることができ、壊すことができる。 日本の神話において、彼女は夫とふたりで島や神をたくさん作ったとされる。ラ…
はてなを浮かべる
知らないうちに自意識が溶け出している? シンプルな理由にこそ気付かないふりをしているの? 抽象的に傷付けようとしている? 本当はのたうち回っている? 境界を保っていたほうが美しいこともあった? お蔵入りにしている人格があるの? そこへ縫い付けておかなければ…
長期滞在者
「さびしいくらいしずかだと、コドクがすきなぼくでも、だれかとお茶を飲みたくなる」 『ともだちは海のにおい』より 私はお茶が好きである。緑茶に紅茶、中国茶。毎日日替わりよりどりみどり、カップは空になることなく、いつも並々お茶の池。仕事を終えて家に帰るとミルクパンで湯を沸かし、その日の気分で茶をいれたら準備完了。煙猫を愛でながら、読書をしたり考え事をしたりと夜は静かに更けていく。ところがまれに、ごくま…