当番ノート 第50期
5月6日に初めてのEPをリリースしました。 今回のコンセプトは”五大要素を辿る軌跡” 空・風・水・火・土の要素を5つの音楽的尺度で捉える、または移す(写す)。 そして、そこに視える(視えたような)根源と永久。物質と精神。有と無。 大きな幅を行き来してみる。時間と空間をこえれる宇宙(ある意味の超自己)旅行。 そのイメージをコアに抱き、音を紡ぎ5曲を収録しました。 また「…
当番ノート 第50期
気持ちの良い日々が続いている。この5月という時期は最高である。風が気持ちよく若葉が美しく光が心地よい。 そのタイミングで鳩が巣を作り始めた。今私の住む家は少し郊外にあって、3F相当の高さなのだが、ふと目をやると向かいの木に鳩の巣がある。コロナの影響で人の移動が少なくなって自然が戻って来たと言うニュースはよく流れているが、確かにいろいろな鳥を見る回数が増えている。しかし巣を見ると嬉しく、小躍りしたい…
長期滞在者
きっとあなたも、そちらのあなたもそうでしょう?御多分に漏れず僕もそう。いろいろ大変なことになってる。 ・・・・・・ のんきに構えている事態ではなくなって、しかしのんきに見えるかもしれないことに、実は新しくカメラを買った。新しく、といっても9年も前に発売された老兵を中古でだが。 本当はのんきにカメラを買い足すような状況ではないのだが、話は逆で、この状況で写真を続けるために何が必要かを考えて、不要なも…
当番ノート 第50期
「気づけばそうなっていた」ことについて書いてきたわけで。これはつまり衝動を扱ってきたということなんだろうと今になって思う。 衝動といって思い浮かぶのは、ボディペインティングのこと。写真を撮りたいと言ってもらって、これまで3度やることになった。 一度目は2019年10月の千葉の海にて。仕事が終わった後、海へ向かう電車に乗って1時間とちょっとの時間、揺られる。友人がセブンイレブンで買ったバスクチーズケ…
当番ノート 第50期
新型コロナウイルスの影響を受けてヨルダンから日本に一時帰国しているが、ヨルダンの職場の同僚や友人とは頻繁に連絡を取り合っている。ヨルダンでの新型コロナウイルスの情報はインターネットで拾っているが、現地の人からのリアルの声が実態を把握する上で貴重な情報源となっている。ヨルダンでも日本のニュースは時々流れるようで、「ラミの家族は大丈夫か」、「外には出ないで、家でアラビア語の勉強でもしてろ」と、温かいメ…
長期滞在者
この数ヶ月間で確実に生活のルーティーンが変わってしまった。 当たり前のように仕事場に向かい、休みもせいぜい2ヶ月に一度くらい、という生活が20年あまり続いていた。2011年の震災の後だって、ほぼ毎日仕事場に足を運んでいたのだ。zoomをはじめとするオンラインミーティングが急速に普及して、ギャラリーの仕事であってもいつの間にか店頭に出てやるべきものと自宅でやったほうが効率が良い仕事に切り分けるように…
当番ノート 第50期
どうゆうふうに悲しんだらいいのか、どうやって強くい続けたらいいのか。振る舞い方がわからない、その迷いに一旦区切りをつけたのは、思い返すと、半年の月命日だったのかもしれない。 — 半年の月命日は、奇しくも父と母の結婚記念日だった。 もういないのに祝うのはなんだか不思議な感じもしたが、悩んだ結果、プレゼントを贈ることにした。一人で結婚記念日を迎える、丸い背中が震える様子が目に浮かんだのだ。…
当番ノート 第50期
逗子の小さな神社に2500人が集まったのは、昨年の11月26日のこと。 抜けるような青空の下で、境内には珈琲の香りが漂い、陽だまりのような音楽が響いている。 これは、「逗子葉山 海街珈琲祭」の風景。 アンドサタデーが主催した、初めての大規模イベントである。 地元だけではなく東京や横浜からたくさんの人が集まり、普段人が多い訳ではない街に賑わいをつくった。逗子葉山の11の珈琲店は、どのお店も行列が途絶…
Mais ou Menos
Pちゃん Hi! 気付けば、もう5月も半ば。2020年も、ものすごいスピードで過ぎている気がします。暖かい日が多くなって、きっとすぐに夏も本番。 コロナの影響はまだまだ長引きそうだね。この先、自分たちはどんな社会を生きることになるんだろう…。これからの生き方、消費のしかた、人との関わり方、働き方、すべてが変わっていくのかな。怖いような不安なような。その一方で、フレキシブルに生き方を変えていけばいい…
当番ノート 第50期
5月13日、朝6:30頃に目が覚めた。フラッシュバックで寝れていない。愛犬がぼくの左脇あたりに前足を直線に伸ばして眠っていたのをみて朝の心は和らいだ。 朝陽が窓から射す中、お風呂の掃除をする。水蒸気に太陽の光が当たり、やっと目が冴えてきた。汚れを落とすこと。磨くこと。あるべき姿に治すこと。行動にできると、心身の整理と浄化に繋がる。 朝ごはんには納豆をよく食べる。卵も入れる派だ。ここ一年は鮭が欠かせ…
鍵を開けて 詩人が「しょぼい喫茶店」に立った日々のこと
「しょぼい喫茶店」での勤務は、基本ワン・オペレーションである。飲みものやケーキは店にあるものを提供するが、食事は自分で工面していいことになっていた。なので、メニューの考案から食材の買い出し、下ごしらえから盛りつけまで、すべて日替わりの店員たちが自力で行う。わたしも月替わりで夕食メニューを作っていた。 メニューを考えるにあたって、ルールをいくつか決めた。まず、多少量を少なめにするかわりに、アルバイト…
Do farmers in the dark
こんばんは。今回も文章を書きました。毎回何かの嫌がらせみたいな文章を載せていて申し訳ないと思っています。でもなんとなくそれをやめられないんだ。だからもし読んでくれる人がいたら、なんかのきっかけで人の心を持ち、文字がタイピングできるようになった魚類、サンマだと思うんだけども、そのサンマが、一生懸命がんばってパソコンに打ち込んだ文章だと思って読んで欲しい。それが本当なら奇跡だと思う。実際には薄汚れた歯…