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2F/当番ノート

日本にて思う事

当番ノート 第2期

21日に無事に帰国しました。
今回は本当にスケジュール的に大変で体力の衰えを若干感じました。
少し体力強化しなきゃなと・・・

北京から数えて一ヶ月半、日本じゃない国で仕事をしていろんな事を感じました。
何から何まで日本の感覚とは違い、自分がいかに日本人であるかを痛感した旅でした。
まだ来月マルセイユもありこれからどんどん海外と自分との距離が縮まっていきます。
望んでいた事であり、目指していた事。
少しずつ掴まえながらその中で感じる事も沢山あったしもっとあると思う。
その感じた事はやはり日本にいて感じる事とそんな差がない事もまた分かった。
自分の中の一つの事象に対する捉え方がきっと変わらないからなんだろうなぁと。
行かないと分からないし、経験しないと感じられない。
その為にはやはり自分自身が常に前に進んでいなければならないという事。
ここで勘違いをして欲しくないのは自分の中の進むという感覚は決して人生で何かを成し遂げるという事ではなく、自分の持っている何かに対する問いに答えや発見を見つける作業をするという事。
単純に知らない事を知る事が好きなだけ。
出来ない事を出来るようにする事が好きなだけ。
中途半端な事がないように生きているだけ。
ただ大事にしている事。
お金を得たいためにこの仕事を選んだ訳でもなく、お金のために生きてる訳でもない。
ただ自分の充足感を得たいためだけ。
悔いのないように、諦めず、誰かのせいにもせず、全て自分が選択している事だから。
日本に帰国しても自分の生き方に変化はない。
人生を楽しむだけ。
もっといろんな国を知り、文化や歴史を感じ、自分の創りたいモノの糧にする。
自分が日本人であるという事に誇りを持って、支えてくれる周りの家族や友人に感謝して。
最後に日本に帰国して一番思った事。
やっぱり日本が最高だぁぁぁて(笑)
I’m just japanese.
てな感じでまた来週!!
皆さん良き一日を心のままに☆

原田 みのる

原田 みのる

19歳より舞踊の道へ。07年シルク・ド・ソレイユポテンシャルアーティストに認定される。07~08年noism所属。10~12年3年連続で香港のNgau chi wan civic center に6大陸のソロダンサーに選出され、演出振付作品を発表。他にもHawaii Tau dance theater、新国立劇場に作品を委嘱されるなど演出・振付家としても才能を発揮している。
自身の創作の他に島崎徹・上島雪夫・金森穣・加賀谷香・能美建志等の作品に参加し精神性の高い踊りと柔軟性溢れる感性をみせる。
12年5月よりベルギーの振付家シディ・ラルビ・シェルカウイの世界ツアー作品に参加。

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