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2F/当番ノート

『たからさがし。』のはじまりはじまり

第26期(2016年4月-5月)

aruku

いつもの通勤電車に乗る。
異国の言葉が聞こえる。
観光中の外国人だった。

私にとっては日常の当たり前のこの景色を
彼らはどう捉えているのだろうか。
今何を感じているのだろうか。

たからさがし。の私たちが
異国の地に行ったときは
その憧れの世界にワクワクが止まらなくて。
何を見てもキラキラ輝いてみえた。
心も満たされた気がした。

けどね、気づいたことがあった。
まあ良く言われることではあるのだけど、
私たちは自分の国のことを、日本のことを何も知らなかった。
異国の地の文化とか歴史とか触れれば触れるほど
日本のことを知らないことに気づいた。
もどかしかった。

だから日本を見つめなおす旅に出た。
日本中にある「たからもの」たちを探す旅に。

けどね、ここでも気づいたんだ。
私たちはそれぞれ地元について知らないことが多すぎるってこと。
たからさがし。に行くところところで、
熊本では?鹿児島では?って聞かれてもうまく話せなかった。
悔しかった。

そして自分たちの身の回りも見つめ直そうっておもった。
で、いま私たちは地元の「たからもの」を主に探しながら
それぞれ地元で働き、過ごしている。

ちょっと前までは
日常がつまらなくて、
外の世界ばっかり見て、
いいなーっておもって、
外に出てみたらそれはやっぱり楽しくて。

けどね、外に出れば出るほど、その楽しさが増せば増すほど、
自然と日本や地元っていう自分の近くの世界に対する
気持ちのウエイトも増していった。

そしてもっと身近な世界を知ろうって。
身近な世界の「たからもの」を探すことにした。
すると今はね、日常の見え方が全く違うの。
とってもキラキラしている。

あぜ道に咲く野花が可愛い。
川のきらめきが綺麗。
ビルのカタチが面白い。
近くの古いお店が実はとても素敵。

「たからもの」
日常をきれいに彩ってくれて、
ずっと大切にしていきたいもの。
てあっちこっちに転がっているんだな~って気づいたの。

「たからさがし。」をすることで
何よりも自分たちの内面が変わって、
日常がとっても楽しくなった。
常に全力の笑顔でいることができるようになった。

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なんてことを感じ経験して、私たちは今に至ります。

初めまして。
たからさがし。をしています。
吉永と宮ヶ原です。

1年前に大学を卒業した今は、
働きながら「たからさがし。」しています。

たからさがし。を始めてちょうど1年と半年が経ちました。
始めは全く予想してなかったほど、
沢山のものを見て、感じて、経験することができました。

そんなことなどを、ここで2カ月間書かせてもらいたいと思います。
いつも行きあたりばったりで、バッタバタしている私たちですが、
何とか2カ月楽しみながら書いていきます!

どうぞよろしくお願いします。

(たからさがし。宮ヶ原)

たからさがし。

たからさがし。

熊本・鹿児島在住。田舎のOL2人。
何度も飛び出したヒッチハイクの旅でも。繰り返している日々のなかでも。
変わらずそこにある地域の「たから」を見つけて旅をするわたしたち。
一緒に「たから」を見つけましょう。どこへでも、呼んでください。

Reviewed by
kanako_mizojiri

憧れを外に追い求め、海外や日本を旅したのち、いま改めて身近なところにある「たからもの」を探すことにした「たからさがし。」のふたり。
これからの2ヶ月間、彼女たちが地域の魅力を発見する旅の話はどんな気づきをくれるだろうって、楽しみで。そうしたらふと、赤毛のアンのことが頭に浮かんだ。
あの小説を読み返した大学一年生の春、わたしはとある寂しい町に住んでいて、
"アンのように生活の中に毎日小さな輝きを発見して、些細だけど色彩豊かな表情にときめくような日々を送りたい" と思っていた。
大学は楽しかったものの、8ヶ月間暮らしてみてもその町のことを好きになれず、その地域の良いところを見つけようという気持ちも育てられないまま引越して、それっきり。そのことが今でも少し後ろめたい。きっと同じような感情を抱いたことのある人は世界中にたくさんいると思うけれど。

たからさがし。のふたりが、外へ出る旅を通して自分たちの住む地域のことを深く知りたいと思うようになった気持ち、少しわかる。でも地元でヒッチハイクするって考えたことなかったな、見知ったはずの町を初めて旅行する気分で歩いてみるってどんな感じだろう。たからものを探すように毎日を旅すること、わたしにもできるかな、続けられるかな。 そんな期待を寄せて…

旅で出逢った幸せ、発見したかけがえのないもの、誰かにとって特別なものがたくさんあふれる「たからさがし」の、はじまり、はじまり。

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