長期滞在者
はじめにー いつも、ひどく個人的なことばかり書いているけれど、今回はさらに個人的なことを書かせてください。他のことが考えられないくらい、7月は自分の体と向き合う時期だったので。それに、これ以外に書くことが思いつかないのと、これを書かずには次に進めないというか。他人の体調のことなんてどうでもいいと思うけれど、暖かい気持ちで読んでいただけたらと思います。 ことのはじまりー 実は、7月24日から29日ま…
長期滞在者
テレビドラマを、というかテレビを見る習慣が小さいころから本当になかったので、坂元裕二という脚本家のことはつい最近まで知らなかった。きっかけは今年の冬に放送されていた「カルテット」という作品だったけど、それは昨年の暮れに「逃げるは恥だが役に立つ」を見て、毎週一度の放送を待つわくわくとか、映画とはまた違ったテレビドラマの面白さを知り、その後番組だったから見てみた、という感じで、1話は家事をしながら見て…
長期滞在者
デジタルカメラの新しいテクノロジーとして「顔認識AF」(カメラが人の顔の位置を自動で検出してピントを合わせる)というのが出てきたとき、素人用カメラのお遊び機能だと思って気にもしなかったのだけれど、知らぬ間にプロ用の一眼レフにまでその機能が侵入してきて、ポートレートのプロたちが顔認識AFのさらに上をいく「瞳認識AF」をガンガン使って「便利だよ~」とか言ってる。 (お仕事的)ポートレートのフォーカスは…
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先日いま入居しているビルの隣のテナントさんが引っ越して行きました。岐阜県に本社がある織物関係の会社とのことでしたが、仕事の量が少なくなって、今よりも半分くらいの事務所物件に借り換えると言ってました。感じの良い方々だったのでとても残念なのですが、昔から仕事をしている人たちが事業規模を縮小し、別の街へ移転する代わりに、一見空っぽに見えるこの街で事業を起こしたいと集まってくる若者たちもいます。 この一月…
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今日の私はずっと笑っているな。 そのことが自分でもよくわかる日だった。 2017年6月20日、世界難民の日に、UNHCRユース/J-FUNユースは10周年を迎え、 記念のパーティーが6月24日に行われた。 難民問題や人道支援に対する学生の関心の高まりから2007年6月20日に発足した「UNHCRユース」、 そして、2009年6月26日に新たにスタートした後身の団体である「J-FUNユース」。 「難…
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とある占い師によると、水瓶座の今年の七月は 「バカンス」という言葉でくくられる、そんな月になるらしい。 このひと月ほどの間にあれこれ算段をつけ、 ぼくはこの七月を全部マルっと一ヶ月休暇にすることに成功したところなので、 これはなかなかのドンピシャリである。 この一ヶ月間はしっかり遊んどれ、という天啓なのかもしれない。 バカンス、つまりvacanceとかvacationというのは vacantやva…
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まっすぐに、やりたいことに向き合っている人々は美しい。たとえ、泥だらけであっても、汗だくであっても、全身から滲み出る美しさがある。そんな人々の仕事に触れると、不思議と自分まで背筋が伸びる気がする。ありがたいとさえ思う。 先日、徳島を拠点として活動しているBuaisouのトークイベントに足を運んだ。ひょんな偶然から彼らのことを知ったその翌日に、家の近所のPaddlers Coffeeさんでイベントを…
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できて間もないGINZA SIXは、大勢の人でごった返していた。 銀座に来慣れている人、あまり来なさそうな人、アジアからの観光客。ショッピングバッグを持った人、草間彌生のかぼちゃの写真を撮っている人。ファッションブランドに勤めている恋人によれば、オープン以来新宿や表参道から銀座へと人が流れているそうで「松坂屋跡地にできた、銀座エリア最大級のデパート」という触れ込みは伊達じゃないらしい。誰もがこの新…
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夜、橋の下で暗い水面の写真を撮っていた。 ほとんど真っ暗で、橋の外れにある遠い人工照明が青く弱く水面に漏れるだけ。 かなり長時間シャッターを開けなければ写らないような暗さで、揺らめくかすかな青い光が面白く、つい30分以上そこにかがみ込んでカメラのファインダーを覗いていたのだった。 30分間微光の下にいて、ふと気がつくと、青いと思っていた光からいつしか色が消えている。 白い光が水面に揺らいでいた。 …
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彼女の微笑みを見た瞬間、私はこの人に出会えて良かったと思った。 4月に出会ったアラビア語の先生は、イラクのバグダット生まれ、バグダット育ち。 教室にはいつも笑顔で入ってきて、明るい声でアラビア語の挨拶を交わしてくれる、とてもチャーミングな先生。 彼女はアラビア語だけでなく、中東の文化やイスラム教のことなどを、地上の目線で教えてくれる。 ある時、私は彼女が語るイラクの現実の話を聴いているうちに、涙を…
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赤坂見附、東京写真文化館で仕事をしていた頃、一番印象的だったのは、日本に駐在している外国人のお客様が、夕方になるとしばしば、友人との待ち合わせ場所にしてくれていたことです。2000年前後のことですから、外国人というと、アメリカの証券会社の人が多かったと記憶しています。食事に行くのか、映画でも観るのかそこまではよくわかりませんが、他人を待たせるのに500円ちょっとの値段で静かな雰囲気でアメリカ近現代…
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これを書いている今日は少し涼しくなったけど、 ブリュッセルでは猛暑が3日ほど続きました。 街中の温度計は35度とか出てました。 そんな時に西瓜を食べるのは本当に至福です。 さて本題です。 西瓜は関係ないけど至福の話になります。 四週間ほど前のことだったと思うんだけど、 気に入っていた万年筆を失くしてしまった。 割とコンパクトなものだったので、 よくズボンのポケットに入れて持ち歩いて、 何かの拍子(…