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3F/長期滞在者&more

生命に在る波。関係に在る波。時空に在る波。

長期滞在者


今月初旬に立ち寄った目黒の喫茶店。
RE PLUA ALPHA にて動くクリエイター3人で
ミートアップをやってみた。


目の前に憂鬱が漂っていた。
そうみてしまう自分の視点と目線があるのか、
現実の世界にそんな事象が広がっているのか。
感覚に濁りが生じているのだと思う。

淡々とすぎていた毎日。
だが、1日の重みはある。
十二分にある。

毎月の綴日である13日付近では、
今よりも体調が優れていなかったが、
今月は特にオト、イミ、ヒト、カチに触れながら
つくりだすことのできるアートワークに巡りあえていた。

他者や外界にあるあらゆる事物との出会い、対話、構築が
すぎてゆく日々に彩り、グラデーションとして作用し
1日を惜しみなく過ごしているのだと改めて気づく。


こちらがきっかけとなり、
現在写真撮影を行いながら展示を計画している。
開催の日程はまだ未定。


人とのちょうどいい、塩梅な距離をつくりだしたり、
保ったりするのが苦手だ。
今までに綴っていたような文字たちから察してみて
欲しいが言葉の言い回し、コミュニケーションの仕方、
プロセスに波がありすぎるのかもしれない、、、
(一般的な書き方、話し方ってなんだろう
という疑問はそっと置いておく)

あと、人に寄り添うことが得意であるのかもしれない。
得意というよりか、家族、仲間、敬愛している方、
地上にいる人々、また地球にいる全ての生命に感謝の
気持ちを抱きながら接したり、動いていることには違いない。

仮説ではあるが、まだ繋がっていない事柄や人物、
ほぼ全ては今ある繋がりが因子として、
接続・切断・再接続が起きているのだと思う。


生命。関係。時空。


みえる繋がり、みえない繋がり、
みえにくい繋がりと様々にあると思うが
ひとつの生命としてわたしはその繋がりたちと
その先にあるなにかに影響されたり躍動が起き
今に至る活動と人間生活を試行錯誤している。

アートワークの根幹に繋がるが
この繋がりを淘汰させたり、伝播させたいという心持ちから
時間と空間に何かを掲げ、写し、仮設することで
この現状や思いを分かち合ったりみつめあいたいのだと
自身の遍歴と行動と思想から察する。

これからもわたしに在る波、漣でも荒濤でも
それぞれの抑揚にバランスを以って丁寧に、
円やかなムーブメントを起こしたい。
療養とともにも。


僕のすきな地帯、風景。
表参道から六本木にかけて。
あと香りと環境音もよき。

中野目


p.s. 来月はアートワークのディテールを綴りたいと思う。

中野目 崇真

中野目 崇真

2000年5月13日、東京生まれ。音楽制作、ビジュアルデザイン、タップダンスによる企画など、様々な分野で活動。「円やかで、和みの在る世界」「魂の躍動する体験」「五感を研ぎ澄ませ、水と踊る」をテーマにアートワークを展開している。奈良市・秋篠寺にて伎芸天へのタップ舞踏奉納をきっかけに奈良市観光大使就任。現在、Engineering Freakと共に手巻きお香親善大使として手に持って楽しむハンディータイプのお香を通して再び一服のかたちを見いだしてみている。宇宙旅行の船にあるジャズバーでタップすることを目標としている。プロジェクトのキュレーションもがんばるぞい。

Reviewed by
木村 和博

わたしに在る波。その水面を感じようとすることで、出会う他者。中野目さんは、水面に何かを落としたり、掴もうとしたりしているのではなく、ただ共に在ろうしているのかもしれない。たまたまそのそばにいた私も、ここに記されていることを起点に漂ってみようかな

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