風景のある図鑑
「 トリチェリのトランペット: Torricelli’s trumpet 」 トリチェリのトランペットは、無限の表面積を持つ図形です。 この立体は、y=1/xのグラフをx軸に沿って回転させる事で作ることができます。 グラフの範囲を(1≦x<∞)に限定すると、トランペット状の図形が現れます。 トリチェリのトランペットが特殊な図形なのは、無限の表面積を持つにもかかわらず、体積は有限だという…
the power sink
表題:ただ一つのりんごが欲しかったのに、何でか半分に切られてりんごの形になっているたくさんのりんごが出てきた。一つのりんごが欲しい 今回も絵を載せます。ではよろしくお願いします! 箱みたいな汚れた船を雑巾を持って掃除しながらここ何年か川を下っている。掃除は苦手なのでずっと綺麗にならないんだよ 僕たち2人で両足が土の中に埋まっていて、そのうえ辺りには鉄の棒み…
長期滞在者
おめでとう、酉年。 年末には一年のもろもろを振り返り、年始にはちょっとした夢というか希望を持ってみて、新たな一歩を踏み出したくなる。これまで、そして、これからの一年を見つめれば、つい自分の「仕事」や「はたらき方」を考え、いつかはやってくる瞬間に備えて、どのように身支度を整えようか、とあれこれ思考を巡らせてみたりもする。 そんな仕事やはたらき方について話をするとき、ここ最近では「渡り鳥のように」とい…
長期滞在者
Bonne et heurese année 2017! 明けましておめでとうございます.今年もどうぞ、日仏藝術草子をよろしくお願いいたします. (小林古径「不尽」山種美術館所蔵.山頂に3つの隆起が見られる「三峰型」の富士山.社寺縁起や参詣曼荼羅などの中世の絵画作例に見られる特徴的な形状だそう) 富士は昔から、多くの画家の心を惹きつけてやまない. 厳しさ、柔らかさ、のびやかさ、どの性…
長期滞在者
名刺交換が苦手だ。 恥ずかしいことに、社会人になってから数年が経つけど、いまだに名刺交換のとき、そわそわと落ち着かない。卑屈な自分が顔を出しちゃって、「どうせ捨てられる名刺だ」「印刷工場に申し訳ない」などと考えてしまうメンタリティを持っているからだ。 もっと言えば、「初対面だから、とりあえず渡しておく」みたいな儀式としての名刺交換って意味あるのかな? と思っている自分がいて、それってエコじゃないも…
はてなを浮かべる
どこにも定着できないのか? なにを選ぶかと同じくらい なにを拒否するかにかかっている? 面どころか点でしか触れていないのを知ってた? 言葉を排水できている? 毎晩きちんと培養されている? 保護される理由がほしいの? いつまでも凶暴でいられるかな? …
長期滞在者
あけましておめでとうございます。 2017年がハッピーな年になりますように。 と始めてはみたものの、これを書いているのはまだ12月末。 まあ、無理せず、いつも通り現実に沿って書き流すことにします。 とぼとぼと 師走の足に 追い越され 今日という日は、異常に面倒な失業保険関係の書類をやっとこさ提出し終え (ちなみに失業保険を停止してもらうための手続きをしてきた)、 そのあとで行きつけのカフェに向かい…
日本のヤバい女の子
【1月のヤバい女の子/後戻りとヤバい女の子】 ●宇治の橋姫 ――――― 《宇治の橋姫》 暗闇の貴船神社に一人の少女が立っている。真夜中にたった一人で参拝する様子は尋常ではない。少女はある女のことを考えていた。妬ましい、憎らしい女だ。 どうしてもあの女を抹殺したい。少女は自分を生きたまま鬼に変えてくれるよう貴船神社に祈った。 七日ののち、お告げがあった。 「髪で五本の角を作り、顔に紅を、体じゅうに丹…
長期滞在者
個人的には、今年は何事に対してもmais ou menosな年だった。転職やら引越しやらでバタバタしたけれど、荷物も少なかったし、なんやかんや平和に過ぎて、振り返ってみたら大したことではなかったような気がする。大きなピークもなければ、谷もないような。 でも、社会の動きはそうでもない。大波小波の差はあれど、社会は大きく乱れた。それに、たくさんの偉人たちが亡くなった。一年の終わり、反省モードになる中で…
長期滞在者
親しい人にかける言葉が見つからなかったり、信じていたことがぽっきりと折れたり、違和感を感じながら留まり続けたり、2016年は今まででいちばんつらいことが多い1年だった。楽しいことも数え切れないほどあって、それらがなかったらここまで来れなかったかもしれないと考えるけれど、反射的に思い浮かぶのは息苦しい朝だ。 正直、まさか24歳でこんな日々がやってくるとは思っていなかった。高いところで足がすくむ感覚に…
長期滞在者
松本大洋の漫画『花男』(傑作ですよねぇ!)の中に、茂雄が鏡を目の下に構えて360度青空状態で歩いて感動するシーンがある。 クールな茂雄が感動しているのである。真似してみたくなるではないか。 やってみたのである。 お・お・お 凄い。確かに感動する。 眼下に青空、天にも青空。360度真っ青である。 太陽が足の下にあるんだぜ! 花男「空、飛んでる気分なの」。 しかし感動した直後、恐怖が来る。 ふわっと重…
長期滞在者
写真から声が聞こえる。 彼女はもうこの世界にいないと。 今、自分だと認識している私は、 本当はもう死んでしまっているのではないだろうか。 ワタシハモウイナイ 私が死んでも、明日も普通に時間は流れる。 それが当たり前だ。 明日には死んでしまっているかもしれない、この世界の点である私へ。 12月の今、今年を振り返った時。 苦しさの記憶量が多くて、愕然とした。 特に、6月以降の私というのは、ほとんどの日…