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Mais ou Menos #74 —裏でも表でもないわたしたちの往復書簡 —

Mais ou Menos

まちゃんへ

2021年明けましたね。
相変わらず、2人の心身のことや仕事のこと、不安なことはありつつも、今の2人の生活を継続していきたいと思っています。

今年、というかこれからは、“今のそのままの自分で良い”というまちゃんがずっと言ってきてくれた言葉を胸に生活したい。

あとは、自分が元気になれること、(ゲームしたり、映画見たり)たくさんやって気持ちの落ち込みを減らしたい。

あとは、Mais ou Menos Knitting SHOP にもっとたくさんいろんな物を並べたいので、物作り!!

まちゃんの編み物のパターンリリースもすごく楽しみにしています。
自分が今テストニットしているカーディガンも早く完成させて着てみたい!

ここ数日、2人でノートにアクションや目標を書いて、地道にちょっとずつ行動できていることが嬉しいです。これも続けたいな。

まちゃんが体調が良い時も良くない時もできること何でも協力したいと思っています。
今年もよろしくお願いします。

2021.1.08 P


Pちゃん

2020年、本当に変な年だったね。2021年はスタートから波乱の予感がしています。コロナのこともそうだし、国際政治(アメリカのこととか、すごいことになってる…)もそうだし。日々淡々と生活しているけれど、私達、今変わりゆく時代を生きているのだと思う。曇りなきまなこで見定めていこう(笑)

ここ数年、耳にたこができるほどに、Pに「今のそのままの自分で良い」って言ってきたけれど、少しずつPがそういう風に思っていいのかな、と信じはじめてくれているのを感じています。他者(私も含め)からいくら言っても、自分自身がそう思えなきゃ変わらないので、とても良いことだと思う。日々、自分のことをバリデーションしていこうね。

今年は、編み物のパターンを発表したいな。目標です。去年、びっくりするくらい自分のつくるものを良いと言ってもらえる機会に恵まれ、これでいいんだなと思えたの。今はその道をもっと切り拓けるよう、こつこつやるとき。Shopももちろんだけれど、デザインにも注力したい!テストニットしてもらっているカーディガンの完成、今からすごく楽しみです。完成したら初のウェアだし!編み物の幅が広がるよー。

アクションノート、2人で日々できたことの確認になっていて、充実した気持ちになるから続けていこう。

今年もぼちぼち、歩んでいこう。読者の皆さんとも!

Maysa

Maysa Tomikawa

Maysa Tomikawa

1986年ブラジル サンパウロ出身、東京在住。ブラジルと日本を行き来しながら生きる根無し草です。定住をこころから望む反面、実際には点々と拠点をかえています。一カ所に留まっていられないのかもしれません。

水を大量に飲んでしまう病気を患ってから、日々のwell-beingについて、考え続けています。

PQ

PQ

ゲームと映画が好きです。
国籍も性別もない。

Reviewed by
小沼 理

これからはじまっていく2021年をどんな風に生きていこうか。1月は現在地を見直して、気持ちが自然と未来に向いていく月。編み物に夢中な二人の駆け出すような気持ちが、手紙から溢れだすようです。
もしかしたらここで掲げたようにうまくいかなくて悩むこともあるかもしれないけれど、そんな時にはきっと「今のそのままの自分で良い」の言葉が守ってくれる。どんどん充実していく二人の時間、今年も読者の一人として楽しみです。

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