男女ふたり、ベッドの上で

第6期(2012年12月-2013年1月)

セクシーなタイトルでごめんあそばせ。
しかし内容は至って普通ですのでご安心あれ。
エロ話かと思って期待に胸と股間を膨らませていた純粋な青少年たちごめんなさい。パンツ脱いでおく必要はありません。

今日はクリスマスイヴイヴですね。
街はクリスマスムード一色で、そこら中でうかれた若人がキャッキャウフフしていることでしょう。
私の今までのクリスマスといえば、イチャつくカップルの間をゴールテープを切るマラソンランナーのごとく走り抜けたり、イルミネーションの電球をこっそり里芋にすり替えたり、用もないのに一人でラブホテルに宿泊したり、ディナー用の七面鳥を逃がしたり、酔っぱらってコールドストーンの店員さんと一緒にクリスマスソングを歌ったり・・・このようなアルバイトで大忙しだったわけです。最後だけ実話です。

だけど、今年はこんな私と一緒に過ごしてくれる奇特な男性がおりまして。
世間でいうところの恋人であり彼氏でありだぁりんでありボーイフレンドでありステディである彼の名前を仮に「タロウ」といたします。
今回はクリスマスだしタロウとのラブラブ話をするね〜(^○^)/☆
 
 
今から一ヶ月前、ボジョレー・ヌーボーが解禁になって少したった頃。
ワイン好きの私とタロウもボジョレっていました。
「へ〜〜〜〜〜こんな味なんだ」ボジョレは一杯で飽きて、他のワインのボトルを飲み始めました。
ボトルも開いた頃、二人いい感じに酔っぱらいまして、傾れ込むようにベッドにバタンキューしたわけです。

男女二人、ベッドの上、そりゃもうヤルことは一つだけです。ひっひひひ・・・。
 
 
そう、爆睡ですね。
だって飲み過ぎちゃったんですもの。
起きたら朝でした。

途中起きたら君すごいニヤニヤしてたよ
とタロさんに言われすごい恥ずかしかったです。どんな夢みてたんだ。

そんなこと話しながら朝特有のグダグダムードに突入、私は二度寝に入りました。寝過ぎ。
ぼんやりとした意識の中、タロさんがもそもそ動く音が聞こえる。
私に近づくタロさん。
するとなにやら薬指に鉄の輪みたいなものが入ってくるではありませんか。
ここで何故かわたくし「指、ちぎられる!!!!!!」と思いまして

「何!!!?????」
って叫んで飛び起きちゃったんです、ね。ははは。

そしたらそこには不自然に私に背をむけるタロさんが。なんか、必死に隠しておられる・・・。
あれ、これ、もしや、今の、指輪?え、あれ、これ、ヤバイ?

「・・・は、はは、はははー!いやーなーにも見てない何も気づかなかったなー!ははは!」
うまいことごまかして、再び朝のグダグダムード突入。私うつぶせで再びウトウト。寝過ぎ。

すると再びもそもそ動くタロウ。
正直もうやめてぇー!って思いました。だって私、ばっちり起きてたんですもの。
幸いうつぶせで顔は見えないのでいちおう寝たふりをする私。
再び薬指に入ってくる鉄の輪。しかし入らない指輪。
すると、次にもう少し大きめの指輪が入ってくる。

ここで私は推理した。寝たふりしたまま推理した。
これ、指輪じゃなくて、指のサイズはかっとる、と。

指に入れる→入らない→もう少し大きいの入れる→入らない→さらに大きいの入れる→はいらな(省略)

寝たふりも限界にきた頃、ついに私の指にピッタリの指輪が!
よっしゃーーーーー!!!と寝たふりしたまま喜んだのも束の間
 
 
 
今度は抜けない
 
 
グイグイ指輪をひっぱるタロさん。取れない指輪。不自然な程眠りこける私。

「いやもうこれ、こんな状況で起きない方がおかしいだろ・・・」
ここで私は究極の二択をせまられるワケです。
このまま不自然な程寝続けておくのか、ムードぶち壊してでも正直に起きるのか

一体どちらが正解なのか。分からない、分からないよ、私には全然分からないっ!!
というか指輪はまだ取れないのですか?

気まずい空気が流れる中、私は言いました。
「あの、これ、このまま寝ていた方がいいですか?」と。

私が選んだ答えは正直に起きる方でした。
「もうバレバレだからいいよ」とタロさんに言われ、むくりと起き上がると
そこには丸一日煮込んだカレーの中のじゃがいものごとく小さくなったタロさんの背中が・・・。

私、選択間違えたみたい☆

 
 
クリスマスのプレゼントにむけて、指のサイズをこっそり知りたかったタロさん。
空気読めないクソ女のせいで、サプライズは早くも失敗のようです。
ごめんねタロウ愛してるよ。

さて、わたくしこれからタロさんとご飯食べに行って参ります。
プレゼント、何がもらえるんでしょうか。
全く1mmも全然本当に想像がつきません。どっきどきわっくわくー!

この事をアパートメントに載せる事は、タロさんに承諾してもらっております。
ムードもへったくれもない、いまいち格好つかない感じが、私らしいというか、私たちらしいというか。
とても気に入っているエピソードなのでした。