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2F/当番ノート

懐かしい顔はかけがえのないもの 

第41期(2018年10月-11月)

人と関わるということ
それを教えてくれた友人がいる。
この人との出会いで私は 人との関わり方が大きく変わった。

何かを得るための関係ではなく ただ一緒に過ごす時間の大切さ
目の前にいる人を受けとめ その主張より 真ん中を見る
許し 寄り添う
毎日の小さな選択こそが自分を作り この世界を作っている大きな選択になること
人生とはなんだろうと思いながら生きる この広い世界の小さな自分

長年の関わりの中で 自分を見つめ 相手を見つめ 沢山のことを学んできた。

今日 私が出会った人達に その時思いつく言葉や好きな言葉を書いてもらっている単語帳を開いた。

友人が Tangenteと書いていた。
その意味は 接点 
関わろうとしてくれた友人に出会ったから 今の私がある。

IMG_7461constantaの朝焼け

日本からルーマニアへ帰る飛行機の中で映画を観ていたとき

「砂漠のような地球を横断し 懐かしい顔を求める」
という詩が出てきた。

私たちは人生で懐かしい顔を探しながら 生きているのかもしれない。

出会った時 もう昔に出会っていたような 
それともこれからの未来を予感させるような出会いがある。
何かを知っていた気がする出会い。

時間は前後がないようだ。

何が さき であり 何が あと なのか。
きっかけと結果はどちらが 
さき だったのか。

私たちは 懐かしい顔を探すために その人たちと関わるために
生きているのかもしれない。

その関わりは 家族のような 共同体のような 繋がりで
私に寄り添い 私を助けてくれている。

日々の中で
周りの人たちを感じ 

受け止め 受け入れ 許し 許す

かなしさ さみしさ うれしさ たのしさ
を共有する。

ただ 他愛もないことを話す 一緒に時を過ごす

その時間こそが かけがえのないもの

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出会った人に 言葉を書いてもらっている 単語帳より

合田 紗希

合田 紗希

倉敷市出身  
ルーマニア黒海近くの劇場でバレエを踊っています。
ビールとcafeと海が好きです。

Reviewed by
moto

中高生の時に僕は世界を割とニュートン力学的に捉えていたように思う。つまり、ある物体とその環境のある時点における全ての物理的要素を把握しさえすれば、その物体が次の瞬間にどこで何をしているかが分かるというもの。全ては必然であり、何なら未来は記述可能であるという、流石にそこまで信奉してはいなかったが、過去に起こった出来事や出逢いの全ては必然で、それらがあるからこそ今の自分がある、みたいな考え方をしていた。

それが量子力学との出会いによって変容することになった。本当にミクロな世界では何が起こっているか分からない。ざっくり言うと、案外世界は偶然で出来ている、と思うようになった。

必然と偶然のどっちか、なんて二元論を語るつもりは無いけれど、まぁそのどっちもなのだろう。人生は偶然によって必然的に変わっていく。出逢いというのは、まさにその偶然の要素だろう。

"「砂漠のような地球を横断し 懐かしい顔を求める」"

時に人生には偶然とは思えないほど"懐かしい"出来事や出逢いがあると思う。合田さんはルーマニアで踊りながら、きっとその懐かしいものに沢山触れているんだろう。

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