読むとデンタルフロスを使いたくなる本

第42期(2018年12月-2019年1月)

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子供の頃、私はずっと本を読んでいた。宿題を終えたら、友達と遊ぶ時以外、基本的にずっと何かを読んでいた。誰かに話されても、本にあまりにも夢中になって何も聞かないこともあった。

読書は今でも大好きだが、今の私は集中力がかなり乏しい。いつの間にか将来のことばかりを考え、今ここで簡単にできることを楽しめなくなった。本当に馬鹿馬鹿しい。

今年は目標何も立てないと言ったにも関わらず、結局一つだけ立てた。今年は出来るだけたくさん本を読みたいと思う。「たくさん」と言うのは曖昧な言葉で、この目標はお流行りの「SMARTゴール」には当たらないだろうが、私はこれでいい。数字や統計よりも、気持ちを変えたい。今の私に、ゆっくり本を読む時間がある。本に夢中になる余裕がある。

むしろ、また夢中になれるようにならないと、何も楽しくない。ずっとスマホをチェックをしたり、来週や来年のことを考えたりしていると、結局何も感動できなくなる。

だから、この目標には「年末まで本をX冊読みたい」のように、数字がついてない。しかし、ちょっとプラス何かをつけるために、友達と簡単なチャレンジを作った。一人ずつ26のカテゴリーを考え出して、その52のカテゴリーの中に入る本をより多く読んだ方が勝つ、と言うものだ。負けた方は、ワインを一本奢らないといけない。

カテゴリーは、曖昧なものからかなりスペシフィックなものや、意味がやや不明なものまで様々だ。

「絵本」
「短編集」
「アフリカを舞台とした本」
「主人公がチョコを食べる本」」
「お母さんに勧められた本」
「読むとデンタルフロスを使いたくなる本」

あの最後の例は、友達が考えたもので、私には意味がよくわからないが、どうも彼女は既にそのカテゴリーにピッタリの候補を持っている。読書というのは、やはり主観的なものだ。

全てのカテゴリーはここに載せないが、要するに、今年はその52の中に入る本をできるだけたくさん読みたい。寒いうちはブランケットに包まりソファーで、春が来たら森の見える大きなバルコニーで、どこか旅行へ行くことになったらホテルのバーにて。

今年の予定はまだほとんど未定だが、一度でも明日仕事があるのを忘れて、朝の3時まで本を読むことがあれば、それだけでもこの一年は大成功。