Mais ou Menos #45 —裏でも表でもないわたしたちの往復書簡ー

Mais ou Menos

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まちゃんへ

最近、考え方を変えようと意識している。
先月は仕事もまだ慣れていないからかもしれんけど、気持ちが落ち込むことが多かった。自分なりに自分を見つめ直して、今までの自分の考え方のクセについて分析した。

まず、自分の性格の特徴としては、

1. 内向的なため、一人の時間が必要。
2. HSP (Highly Sensitive Person) のため、人一倍物事に敏感で疲れやすい。
3. 自己肯定感が低い
4. 心配性
5. 最悪の状況をすぐに想像する
6. 物事によく気がつく良い面がある一方、気づきすぎて疲れてしまう。(自分一人で対処しきれなくて途方に暮れる→解決方法をすぐに思いつくため即行動する→結果うまくいくが、エネルギーを消費しすぎて疲れてしまう)
7. 無理しすぎてしまう。
8. 面倒くさがりだが、先のことを考えて行動する。

改めて書き出してみて思ったのは、常に体の周りにアンテナが張られているような感覚があるということ。それがHSPである所以なんかとちょっと納得した。

上記の自分の性格の特徴を踏まえ、最近は「力を抜く」ことにしている。「力を抜く」というと語弊があるかもしれんけど、いらん力を抜いて生活をしている。もちろん、仕事などやることはしっかりやる。ただ、頭の中に「力を抜いて、リラックスしよう」と思うだけで肩や指の力が抜け、冷静に周りを見ることができるようになった。

あと、自分は今まで何でも一生懸命に物事に取り組むタイプだった。なぜ一生懸命取り組んでいたかと考えたときに、自分は何か見返りが欲しかったんだと気づいた。例えば、仕事だったら、昇給や昇進、周りの人から認められるなど。社会に出て働き始めて10年くらい経つが、この欲求が満たされることはなかった。これからどうなるかはわからへんけど、そういう考え方で生きるのがえらくなってきた。

だから、そういう意味でも力を抜こうと思った。自分ができることをやって、自分たちが楽しく生きられることを最優先しようと思った。
なんかいろいろ考えて長なってしもた。
今の私の頭の中はこんな感じです。

2018.07.12

P

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ぴちゃんへ

今日も1日お仕事お疲れ様です。今日は、辛くならなかった?

最近、ぴが自分の考え方の癖や、性格を意識して生活しているのを間近で見ていて、すごいなって驚いています。あまり自覚はないかもしれないけれど、仕事から帰ってくるときの表情や、雰囲気が全然違うの。これまでとは、きっと違う形で身の回りの出来事をプロセスしているのが手に取るようにわかります。

力が入っているということは、それだけストレスがかかっているということの現れだから、自分からそのストレスを解放してあげるためにも、必要なことだと思います。

ふと思い出したのだけれど、私が柔道をやっていたとき、常に力を込めすぎていると体が硬く強張って、なかなか技が出せなかったりしたの。怪我もしやすかったしね。

相手の柔道着を掴むときは、五指に力を入れているわけではなくて、小指と薬指に最も力を込めて握るんだよ。逆に、人差し指や親指にはあまり力を込めないの。もちろん、技をかけるときには、ぐっと掴むけれど。力は効果的に、強弱をつけて使うことが大事なんだよね。多分、私たちが日々生きる上でも、様々なストレスに対しても、同じように柔軟に対応するのが健康的なのだと思います。

先月、長期滞在の方で私が書いたことにも関係するけれど、生きている以上、わたしたちは様々な物事を「逃して」いくものだね。いろんなチャンスも、関係や物質も、そして欲望も。人から認められたいという気持ちや、昇進したい、というのも大事な気持ちだと思うけれど、私が得られるものは、”完全”なものではなくて、常にパーシャルだと思います。だから、得られたものを大事にして、得られなかったものへの執着は断捨離していかないとね。Just let it go…..

この2週間、とても体調がよくてわたしも気分がいいです。やっぱりここ数ヶ月の不調は気候のせいだったのかなぁ。「体調が悪い」か、「体調が良くない」かの2つの状態から、「体調がいい」が加わったこと、わたしにとってはとても大きなことです。元気でいられるこの瞬間を楽しもうと思います。明日、上野の縄文展に行けるのすごくたのしみです。

この1ヶ月も元気に、心すこやかに過ごせたらいいね。

Maysa