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Mais ou Menos #69 —裏でも表でもないわたしたちの往復書簡 —

Mais ou Menos


まちゃんへ

7月になって、まちゃんが復職したこと、すごいことだと思ってます。
久しぶりに会社の人とやりとりしたり、案件の対応をしたり…
リモートワークの様子を見ていて、すごいなぁと思いました。

6月の下旬頃は、自分も早く仕事復帰しなきゃ…!と焦ってしんどくなってたところもあるんやけど、今はまちゃんのことを家でサポートしつつ、自分の体調やメンタルが良い状態をキープできるように、毎日過ごしていこうと思うようになりました。

だから、もう少し休むと思うけど、長い目で見ていてください。

6月はメンタルの調子がだいぶ落ちてて、あんまり動けなかったんやけど、今は少しずつ動けるようになってよくなってきていると思う。

調子が良いとすぐにやりすぎてしまうので、その自覚がある今、やり過ぎないように気をつけながらやっていきたい。

まちゃんも、仕事復帰したけど、やりすぎて疲れ切ってしまわないように、力をゆるめながら、やりすぎないようにして欲しいと思っています。

これからも二人三脚でやっていこうね。

2020.7.4

P


Pちゃん

昨夜からずっと雨。梅雨らしい天気です。

昨日は、夜すごく気持ちがダウンしてた。都知事選の結果、愕然としてしまったの。私には投票権はないけれど、今回は心から当選してほしいと思える人がいて、どうか少しでも人々の生活が良くなってほしいと願っていたから、余計につらかった。

どんなリーダーを選ぶかで、生活の質ってすごく変わるのになぁ…。自分で自覚していた以上にショックを受けてるみたい。

復職、できたと言えるのか?というのが今の心境。まだフルタイムじゃないし、雇用形態も前とちがうから。でも、PCにむかって前やってたことに戻るのは、割と大丈夫だった。仕事でかかわりのある人々とまたやりとりできて、嬉しいメールもたくさんもらえた。人と人との関係をつくるのも仕事で、結構今の仕事が好きだったことも思い出した。以前と同じようには働けないかもしれないけれど、今の自分にできる範囲で頑張ります。

5月、6月とPのメンタルの調子を見てて、やっぱりPはすぐに頑張り過ぎてしまう傾向があることが見えてきたね。それを自覚できたのも、すごく良いことだと思う。7月はそこらへんのバランスを整えられるよう試行錯誤していこう。自分で気づくことが、一番大事だから、前よりもうまくいくよ。

Maysa

Maysa Tomikawa

Maysa Tomikawa

1986年ブラジル サンパウロ出身、東京在住。ブラジルと日本を行き来しながら生きる根無し草です。定住をこころから望む反面、実際には点々と拠点をかえています。一カ所に留まっていられないのかもしれません。

水を大量に飲んでしまう病気を患ってから、日々のwell-beingについて、考え続けています。

PQ

PQ

ゲームと映画が好きです。
国籍も性別もない。

Reviewed by
小沼 理

今年は雨が多くて、体が重くて気分も沈みます。暗い気持ちにさせるニュースも多いし、つい焦ってじたばたしてしまいがちだけれど、そんな時こそ今自分ができることに目を向けたい。休むことも、頑張ってはたらくことも、どちらも生きることにつながっているから。

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