Mais ou Menos #50 —裏でも表でもないわたしたちの往復書簡ー

Mais ou Menos

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Pちゃん

ここ数日、寒い日が続いているね。今年の冬は暖冬と言われているけれど、気温が一ケタだとやっぱり寒い。

2018年最後のアパートメントです。今年は2人にとって、試練の多い一年でした。Pは転職の年。私は病気とたたかう一年だった。

この一年、Pの姿を見ていて思ったのは、自分自身の強みを知ることの大切さ。そして、自分自身の価値や自分自身のありのままの姿をきちんと認知することの大切さ。

どんな人でも、生きているといろいろ経験するけれど、トラウマを抱えて生きることは容易じゃない。私もPも、それぞれトラウマがあって、それにより自己肯定感が著しく低くなってしまった。この年になって、このままでは自分自身で、より自身を不幸にしてしまうと気づいて、2人で自己肯定感を高めるために色々話し合ったり、文章にしたりできた。この気づきはすごく意味があると思います。まだまだ改善の余地はあるし、気を抜くとすぐに負のスパイラルに陥るので、来年はより一層、自己肯定感を高める一年にしていきたいね。

私の体調についても、日々できることをやって、少しでも生きやすくなるようにしたい。どうか見守ってもらえたら嬉しいです。

Pにとって、今年はどんな一年だった?どんなことが印象に残った?

私にとって、名古屋で過ごした数日間はとても大事な時間でした。ブラジル大統領選挙のために2回名古屋に行ったけれど、2回目のホテルがとても良くて、すごくリフレッシュになりました。本をたくさん読んで、ホテルの中でくつろぐことができた。私にとって家はすごく大事だけれど、自分の別宅のような気持ちになれたし、辛くなったらそこに行こうと思えるホテルだった。来年もきっと癒されにいこう。

来年は家のことをもっとすごしやすく改良したい。ソファを買ってもいいかもしれないね。あと、もっと本を読みたいです。あと、病気で増えてしまった体重を少しでも減らして、もう少し気分良く過ごせるようにしたい。あと、もう少し外出できるようにしたいなぁ。

最後に来年の私たちと、見守ってくれている方々へ、私が大好きな下記文章をおくります。

“忘れかけてしまいそうな日々の中で、ふと思いかえし。流れの中に立ち止まって、「あの気持ち、あの気持ち」とつぶやくと、まわりからだんだん遠くまで、ゆっくりと波が静まっていき、間違わない方向の石が輝いて見えた。
それに足をかけ、次に飛び乗り、進んで行く。
困った時は、遠くを見よう。近くばかりを見ていると、迷うことがあるから。”

『夕方らせん』銀色夏生 -「若草のつむじ」より –

Maysa,
2018, Dec.

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まちゃんへ

今日も寒いね〜。寒いと朝が起きづらくてしんどい。あったかい格好をして過ごそう。

2018年、いろいろあったね〜。毎年いろいろあるけど、今年は良くも悪くも盛りだくさんだった気がします。今年の大きなことといえば自分の中で2つあって、1つはまちゃんの病気のこと、もう一つは自分の考え方と向き合った(今も向き合っている)こと。

まちゃんの病気については、今のところ薬を忘れずに飲んで様子を見ていく、
・運動をできるときはする(散歩など)
・気持ちが落ち込んだとき、ホルモンの影響なので、自分を責めず、楽しいことや、気分が変わることをする
・調子よくても無理しすぎない
・Pと出かけられるときは出かけてリフレッシュする
・食べ物に気をつけて、また2人で健康によい食事をしていく

いくつか書き出してみたけど、これって自分にとってもやったほうがいいことやなと思った。でも、まちゃんは普段、体がしんどいので、その上でできること、と考えたほうがいいと思う。病気がないときの自分や周りの人と比べない。

Pも自分がしんどくならないために、すぐに不安になってしまう思考回路を切り替えたり、自分の努力を自分でほめてあげたり、自分がストレスがたまらない方法を日々やっていきたい。
まちゃんが書いてくれているとおり、自分たちが長く過ごしている“家”をもっと過ごしやすくするのいいね。ブックホテルのように、自分の家でもっとリラックスしていろいろな本を読みたい。

いろんなことがあったけど、今年も大変幸せな1年でした!!
本当にありがとう!毎日生きることが大変な2人やけど、小さな楽しみや、日々の出来事を楽しんでいこうね。

2018.12.10

P