当番ノート 第13期
今週も引き続きノダフルタへのインタビューをお届けする。 前回の「音楽で伝えたいことは?」という質問を受け… ノダ:まあなんつーか、僕が今まで影響を受けてきたアーティスト達。それはジョンレノンであったり、 甲本ヒロトだったり、糸井重里だったり、麻美ゆまだったり… それぞれに共通している事でもあるんですが、 とにかく税金をしっかり払って、よく食べよく笑い(歯も磨き!…
当番ノート 第13期
プライドが大きくなる時は、このベッドを思い出す。 インドへ行くとき、良く泊まる部屋のベッドです。発達しているインドでは素晴らしいホテルいっぱい出来ていますが、 僕は今でもインド行く度に一人のおばあちゃんが経営してる古いホテルで泊まってます。 とにかく、このベッドは最高です。 一日目は寝れないんです。固いし、動くと音するし、掛け布団もないし、 朝に起きると「あ〜ぁ、やっぱちゃんとしたホテルで泊まろう…
当番ノート 第13期
形から入る。を、 長いこと馬鹿にしていたような気がする。 そのくせ実際は、道具や服装からはいる。 雰囲気が大事だと言って買った靴で足を痛める。 絵を描くとき必ずつけるエプロンを、いつのまにかつけていないと落ち着かない。 ひとの話なら、正直どんな入り方をしていようがなんでもいいのだけど。 どんな格好でドアを開けたかを説明されてもなあと、思ったり。 入り口で引き返したことなんて山ほど、ノックしてみたい…
当番ノート 第13期
いつ頃からか、腐女子というものが流行っていまして、脳内で、少年同士の友情に目眩く恋愛を吹き替えて楽しむものだそうです。 わたしは、近所に住んでいた年の離れたお姉さんの影響で、竹宮恵子や萩尾望都に慣れ親しんでいましたが、たぶん腐女子ではない。橋本治による、自分の立ち位置がないものに執着するのは「好きは嫌いのレース」であり、隠したい何かが膨大なのだという説に分かったような気でいました。わた…
風景のある図鑑
「 右旋性/左旋性 : dextro-rotatory / levo-rotatory 」 地球上の生物を形作っているのは、20種のアミノ酸です。 アミノ酸は炭素原子Cを中心に、各種元素が立体的に配置されます。 そのアミノ酸の中には、人間の右手/左手、右足/左足のように対をなすものがあります。 個性要素も形も同じですが、ちょうど鏡に映ったような関係になっているのです。 このように原像/鏡像の関係を…
当番ノート 第13期
その日の出来事を日記に残しておくような感覚。 楽しかったことや嬉しかったことは、 思いついただけたっぷりと。 見た景色や好きなもの、美味しかったもの、 きれいだなあ、かわいいなあ、 と思ったものも、たっぷりと残す。 悲しかったことや辛かったことは、 その日の気分で残すか残さないか決める。 けれど悲しい思い出というのは、 楽しい思い出よりもしつこく記憶にこびりついてしまう質なので まあわざわざ残す必…
長期滞在者
偏頭痛が続いている。しかも不調感が体に充満していてタバコを吸う気にならない。 日課の水泳も休んでいる。別に望んでいるわけではないのだけど引きこもり状態である。 どう考えても異常事態である。10日ほど前に酷い悪寒を伴った風邪をひいて、それがまだ治りきっていないらしい。頭痛薬もあまり役に立たないので明日は医者に看てもらおうと思う。 ということで、この2週間近くはもうほとんど寝たきりである。そして寝てる…
当番ノート 第13期
いつもテーマーの事を考えている。 いったい何がテーマーなのか?どうしてこのテーマなのか? もはや、テーマの事を考えるのがテーマになってしまっていて悲しい。 生と死やら、社会やら、自然やら、歴史やら テーマになりそうな事柄は,ゴロゴロ転がっているのにな〜 結局テーマは見つからず それでも動く 手に涙 いつかはきっとうまくいく
長期滞在者
___そのネコは足ふきの上にすわったのです。足ふきの上にすわるネコはたくさんいます。だれでもそれをしっていますね。べつにちっともふしぎなことではありません。ところが、ある足ふきの上に、あるネコがすわったら、ふしぎなことがおこったのです。(「足ふきの上にすわったネコ」より)___ 煙猫のお気に入りの1つが、濃い赤に幾何学模様、そのまま空を飛びそうな雰囲気の玄関マットで、妹曰く「上等のものだからネコの…
当番ノート 第13期
先日、待望のミニアルバムをリリースした静岡市を中心に活躍するロックバンド、アドバルーン。 今回はそれを記念して、アドバルーンからボーカル&ギター担当のノダフルタ(身長2m)と、 シンセサイザー担当の教授(前科1犯)を招いて対談形式でお送りしようと思う。 少々堅苦しい雰囲気になってしまったが、彼らの音楽に傾ける情熱が伝われば、と願う。 俊太:今日はわざわざありがとう!え~っと… 今回の趣…
イルボンと小鳩ケンタの空席商会
◇出てくるひと(順不同・敬称略) イルボン(gallery yolcha車掌/詩演家):以下、車掌 小鳩ケンタ(詩人):以下、鳩 矢野ミチル(画家、イラストレーター):以下、矢 ツダモトシ(画家、イラストレーター):以下、ツ 西野詩織(陶作家):以下、西 近藤晃美(画家):以下、近 ◇◆◇◆◇ 【2014年1月の相席】 鳩:『はい!それじゃ始めますよ、、2回目ー。』 車掌:『ふふ、第2回目の、えー…
当番ノート 第13期
日本の日の丸は太陽を表しているようだが、 俺にはイザナミの血に見える。 処女が初めて男とベッドをシェアしたときの血に、ね。 わびさびの国って、そういうことだと俺は思う。 ————– 俺が男になったのは大学1年生の時だ。14〜15才の時かな。ロシア人にしては結構遅い方。 当時、俺は心理カウンセラー/占い師のイライダという女性のアシスタントを…