Mais ou Menos
今日は、病院お疲れ様でした。 まちゃんが新しく薬を飲み始めて、それがまちゃんの体にどんな影響があるのか心配だったけど、今のところ、気力が少しアップしたり、夜まで体力が持つ日があったりと、前よりは、少し体が元気になっているように見えます。 ただ、薬の影響で顔がむくんだり、体に水分が溜まり過ぎたりすることもあるみたいなので、そこが心配ではありますが、自分は見守るくらいしかできないので、見ています。あと…
Do farmers in the dark
表題:ほとんど何もしない生き物達の時代。でも穴に入って日光を浴びだりする こんばんは!自分には2歳と何ヶ月かになる激烈に可愛い娘がいるのですが、今回はその娘と過ごす中で特に退屈な気分の日の事を、主に娘ではなく娘といる自分の様子を、文章にしています。 実際の生活では今回載せたような退屈な日はあまりなくて、ほとんどイライラしていたり、たまに楽しかったり、何か心配して冷や汗をかいたり、恥ず…
当番ノート 第41期
周りで起こる化学反応 小さなことが 当人同士だけではなく 色んなところに影響を及ぼす その小さな変化が 波のように伝わっていく 毎日の気持ちが忙しい 全て整えて 1日1日を過ごせたなら でも それよりも 感情のうねりの日も 穏やかな日も そのままに受け止めて 味わってみる 今しかないこの気持ち それを味わう きっと味わわなかった気持ちは どこかでいつまでも存在する 味わってそれを昇華していく 昨日…
それをエンジェルと呼んだ、彼女たち。
何かを綺麗だと感じて、それを伝えたいと心に浮かぶ人がいる。美しいと感じることをあなたに伝えたい、と思うことは愛に近いと言ってもいい。 そこまで考えて、ロシアの映像作家、ユーリ・ノルシュテインのアニメーション「霧につつまれたハリネズミ」が自然と思い出される。主人公のハリネズミ、ヨージックが森の仲良しのコグマに会いに霧の中を歩くあいだの出来事を10分ほどで描いたアニメーション。ヨージックとコグマは毎晩…
長期滞在者
カレーを作るときに味見をしながらスパイスを足していくのと同じように、暮らしにも刺激を足すことができるはずだと思う。どんな類の刺激であっても良いわけはなく、それはやはりカレーのように意外性があり、思わず微笑むようなものであってほしい。 最近の私は暮らしにより強い刺激を求めるようになっている。そしてそれだけでなく、より安らかな時間も求めている。 10月1日(月) 絹江ちゃんがカレーを作っていた。良い匂…
当番ノート 第41期
連載の第2回と第3回でそれぞれ自宅から徒歩圏内のまちを紹介してきて、近場について書きすぎるのもどうかしら、と思いつつ、やっぱりどうしても外せないと感じるのが、天神橋筋六丁目から扇町の一帯だ。 大阪は東京と違って、近接する乗り換え可能な駅同士で名前が違うことが多々ある。そして、「まちの名前」として知られている呼称と、駅の名前も必ずしも一致しない。 先に書いた「扇町」という呼称を、大阪の人はあまり使わ…
お直しカフェ
10月は関西にいた。私もだが、祖母があまり元気でないので、祖父母宅に入り浸って編み物でもしようかなと企んでの帰省だったが、急遽祖母は長期入院となり、編み物セット一式とおやつ、水筒にいれたお茶を持参して病院へお見舞いに通う日々となった。 10月17日 今日は祖母宅に寄って、棒針を探し出してから病院へ。足が不自由になってから、これまで祖母の城だった二階の部屋はどこも結構散らかってしまっていて、探すのに…
長期滞在者
先週末のこと、ベルギーの西端にあるトゥルネーという町で、日本関連のイベントに参加していた友人から連絡があり、その翌日に企画されていた茶道のデモンストレーションをやる予定だった人が急にキャンセルしてきたので、その穴埋めを頼まれた。キャンセルしたその人はぼくの知人でもある茶人なのだけど、ぼくは茶道なんてちゃんと学んだこともないし、そういうちゃんとした人の穴埋めなんてできないと最初は丁重にお断りした。そ…
当番ノート 第41期
知り合いのダンサーが引退したと聞いた。 まだ30代になったばかりだったと思うけれど、身体が持たないらしい。 彼はバレエの先生になると聞いた。 それを悲しそうに話したらしい。 悲しみのさきに 幸せがあるのだろうと友人が言った。 人生とはなんだろう 悲しいこと 残念なこと 嬉しいこと 楽しいこと そのさき そのさき ウィーンからブカレストへの電車の中より
当番ノート 第41期
1つの路線の終着駅というのは、そこで行き止まりという訳ではなく、むしろその先のもっと広い世界に開かれているような感じがしてわたしは好きだ。 大阪メトロ堺筋線の終着駅、天下茶屋(てんがちゃや)もわたしにとってはそういうまちで、改札を出て真向かいの南海線に乗り換えると、特急で関西国際空港に行けるというのがそのイメージに拍車を掛けている。 天下茶屋というまちの名前は、かつて豊臣秀吉が、住吉大社参詣の折に…
メニハ ミエヌトモ
発酵生活の道にハマっていったのは 実は「自ら」というより娘の存在が大きい。 娘がいなかったら、発酵の世界にここまで入り込まなかったのかもしれない。 まるで「首根っこを掴まれてヒョイとこの世界に放り込まれた」、 どちらかと言えばそんな表現がぴったりだ。 不思議だけれど。 そもそも発酵との最初の出会いは 子育て中によく遊びに行っていた施設で天然酵母パンの教室があり、 しかもその告知のチラシには「酵母お…