当番ノート 第63期
さて、今回は暮らしに欠かせないスーパーの話です。 今の家で暮らし始めてしばらくの間は一番近いスーパーに通っていました。比較的大きめで良いところも多々あるのですが、野菜だけはいただけず、うっかり傷んだものを買ってしまっては悔しい思いをしていました。 他にもスーパーはいくつかありましたが、いずれも駅寄りで仕事帰りには良いけれど休日赴くには少々骨で、また一週間分を買い溜めるので近い方が良かったのです。 …
長期滞在者
東京の23区外の場所から横浜に引っ越したのが、コロナが拡がる直前の時期。 少しハイソな気配がして、なかなか横浜に落ち着いた場所を感じ取れなかったが、徐々に好きな場所が増えてきた。 コロナの影響もあり、外出となれば公園ばかり目指していたが、公園は公園として在るだけでそれはどれも素晴らしく、今回は公園以外で好きな場所を書きたい。順不同で。 【大倉山】大倉山もつ肉店:これほどまでにシンプルで、味わい深さ…
当番ノート 第63期
さて、今回は暮らしている街のシンボルの話です。 今私が暮らしている街のシンボルはなんと言っても川。川にかかる橋からの景色はとても良く、川沿いの遊歩道ですぐ横に川を眺めながら歩けるのも気に入っています。こんな景色が見れる街で暮らせるとは…と毎回噛み締めてしまいます。 ただし、もちろんデメリットも…川があるということは水害とは隣り合わせ。数年前の大雨では浸水した遊歩道の写真が多数SNSにアップされまし…
長期滞在者
この連載のレビュアーをしてくれている藤田莉江さんから、興奮気味に連絡があって、「今、何必館でやってる展示見ましたか !?」「良いと噂は聞くけど、忙しくて京都まで行く暇がない」「ここ数年で一番いいもの見ました。行った方がいいですよ!」フィンランドの写真家ペンティ・サマラッティの写真展で、来週12日までだから何とか行って! と言われても、毎日夜遅くまで残業の上、休みまで返上しがちな繁忙期である。春の撮…
当番ノート 第63期
さて、今回は暮らしている街の話です。一緒に暮らそうと決めて手探りで動き出したころ。私の住む区の不動産屋に行ったあと申し訳なさそうに「会社の近くに住みたい」と切り出した夫の姿が印象的でした。 夫は実家から職場まで遠く通勤時間が負担になっていましたが、自分の都合で街を選ぶことに抵抗があるようでした。 一方の私は、知らない街で本当にいちからふたりで暮らしをつくるんだと、そのとき急に実感が湧き出してドキド…
当番ノート 第63期
こんにちは! 橋本ライドンと申します。 本日から2ヶ月間、週1回エッセイ漫画を連載させていただくことになりました。 メディア名である「アパートメント」にちなんで、暮らしの中で得た実感を描いていきたいと思います。 さて、今回は引っ越しの時の話です。 実家を出てから勝手が変わって不便が多く、また驚くほどのスピードでたまっていく髪の毛やホコリに、マメなメンテナンスの上に暮らしが成り立っていることを感じる…