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2F/当番ノート

第二回「暮らしている街」

当番ノート 第63期

第二回-01 本当に「いちからふたりで」になった
第二回-02 内見3件目が売りたい物件だとネットで見た

さて、今回は暮らしている街の話です。
一緒に暮らそうと決めて手探りで動き出したころ。
私の住む区の不動産屋に行ったあと申し訳なさそうに「会社の近くに住みたい」と切り出した夫の姿が印象的でした。

夫は実家から職場まで遠く通勤時間が負担になっていましたが、自分の都合で街を選ぶことに抵抗があるようでした。

一方の私は、知らない街で本当にいちからふたりで暮らしをつくるんだと、そのとき急に実感が湧き出してドキドキして嬉しかったのを覚えています。
(私の職場への通勤には特に影響はありませんでした)

ネットで不動産屋の悪い情報をたくさん見てしまったのでかなり警戒してしまいましたが、担当者も店内にいた方もこちらの希望も踏まえて提案もしてくださってとても感じのいい方たちでした。
ある一点を除いて住まいにはとても満足しています。
一点の不満については今後のどこかで。

橋本ライドン

橋本ライドン

まんがを描くことができる

Reviewed by
北枕 ふか子

ふかこんばんは!北枕ふか子です。

今回も良い〜!!!「良い〜!」と言いながら1時間ほどベッドで悶えて気持ちを落ち着かせないとこのレビューが書けないくらい、良いですね。

二人で暮らすのに一番大切で、一番最初に決めること。それが物件。
そもそもどの地域に暮らすか問題は腹の探り合いな気がします。お互いが住みたい場所は相手に聞いてみないとわからない。でも、自分の提案を否定されたら、相手の住みたい土地が気に入らなかったら、どうしよう。そんな不安多き物件探しですが、おふたりの場合はとっても理想的な気がします。言いづらそうに「会社の近くに住みたい」と打ち明ける夫さん、それに対して「え!いいよ!!」とすぐに承諾するライドンさん。なんて素晴らしく美しいやりとり。不動産屋の前で物件情報を見ながらこんな会話をするお二人の様子を想像してほっこりしています。

いざ入った不動産屋でも、「この物件いいんじゃない?」に対して「惑わされないぞっ!」と構えるライドンさん。お気持ち、よくわかります。
わたしの話になり恐縮ですが、我々も二人暮らしを始めるとき、不動産屋にはファイティングポーズで挑みました。最初のころは舐められないようにと彼だけで内見していたのですが、逆効果だったようで一日中、内見祭りに付き合わされて大変そうでした。
いざ決めた物件(今住んでいる家)も契約までは「家賃のわりに好条件だなあ!?この物件には何か裏があるんじゃないか!?」とだいぶ警戒心強めだったのですが、契約のときに「あ、うちの事務所引っ越すから、よかったら持ってってよ!」とスーモのぬいぐるみをもらってからは一気に警戒心が溶けてしまい「良い不動産屋で良い物件を契約したなあ〜!」とほくほく顔に。ちょろい。そんな良い家に住んでから早三年、そろそろ引っ越したいのですが、居心地が良すぎてなかなか物件探しができません。今は二人で「どの地域に引っ越すか」の探り合い中です。

何も知らない新しい街での暮らしは不安もありつつ、ワクワクするもの。暮らしていると、最初はわからなかったその街の風景も見えてくるはず。これからお二人にどんな生活が待っているのか、次回も楽しみ〜!

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