みなさんこんにちは。日本は桜の季節ですね。
こちらベルリンはまだ暖かくなったり寒くなったりの不安定な毎日ですが、日が長くなってきて、今では夜の20時くらいまで空が明るいです。夏になると23時くらいまで明るいんですよ〜。
さてさて、2回目の今回は私たちusaginingen(ウサギニンゲン)のパフォーマンス活動について紹介します。
私たち夫婦は、自作の映像機TA-COと楽器SHIBAKIを使って音楽と映像のライブパフォーマンスをしています。
先月は、イギリスで3公演してきました。私たちをいろんなところに連れて行ってくれる不思議なマシーンたちです★
まずは、映像機 “TA-CO”(ターコ)です。
リアルタイムで映像を作るオリジナルの機械です。“TA-CO”には、透明のレイヤーとドラムがあり、様々な素材をレイヤーに乗せたり、ペダルを回してドラムを回転させ、その場で映像を作ります。
映像を担当しているのは、Emiです。
続いて、楽器 “SHIBAKI”(シバキ)です。
パーカッションキットとMIDIコントローラー、弦楽器を使ったオリジナルの楽器です。Shinちゃんが担当しています。
両機械とも新しいアイデアが思いつくたびに、改良しています。なかなか思うようには行かない事が多いですが、それもモノ作りの楽しいところですね。
写真を見てもらえるとわかる通り、 “TA-CO”も “SHIBAKI”もスーツケースに入ってどこにでも持ち運べる様になっています。飛行機に預けられる重さなので、いろんな国に連れて行ってくれます。
さて、どうやってどんな映像や音楽を作っているんだろうと。
こちら組み立てから演奏までの映像です。
写真や映像だけで説明するのは難しいのですが、それはライブの良さと思ってます。是非、実際に見に来てもらいたいです!
ライブ中には演奏しながらお客さんの反応を感じたり、公演後はいつも機械の周りにお客さんたちが集まってくれて、その場でお話することができるのも、毎回とても楽しみです。よくもらう感想は、懐かしいけど新しい、オーガニック感がある、すごくアナログなのに現代的でもある。あと、もっとこうしたらどうかとアイデアを言ってくれる人もいます。
そんな風に、その場で会話を楽しみながら、お客さんとの距離感の近さに喜びを感じています。
これが私たちの主な活動です。
ヨーロッパでは主に音楽祭や映画祭、芸術祭で公演させてもらってます。日本では学校などの教育機関でも公演させてもらってます。
roBOt07 Festival 2014 ボローニャ・イタリア
山形県最上町立大堀小学校
今後もいろんな国や場所で、沢山の人にusaginingenワールドを体感して欲しいです。
次回は、ベルリンに引っ越してからどうしてこういう活動をすることになったのかをお伝えしようと思っています。
ぜひ次回をお楽しみに。