入居者名・記事名・タグで
検索できます。

2F/当番ノート

ちょっとした自分の話

当番ノート 第24期

「今年は良い年だったのかなー」
と、うしろにはてなを浮かべてしまうようなことを、ここにきて不意に考えます。少なくとも嫌な年ではなかった気はしますが、ただこれは時間の仕業で、都合よく嫌な記憶だけが薄くなってしまったからなのかもしれませんし、よくよく思い返すと嫌な年だったような気もします。忘れているだけで。

12月31日を担当するのも何かの縁ということで、ふと立ち止まって、今年あったちょっとした自分の話をしてみようかと思います。

と意気込んだものの、何度も文書を書いては消し、書いては消しを繰り返しているうちに納期ぎりぎりになってしまいました。結局、何をどこから話せばいいのかわからなくなってしまったので、今年あった自分の話は、僕なりに写真で伝えることにしました。全部じゃないけど。ほんの少しだけ。

それは、大好きなバンドと一緒に仕事をした長閑な田舎であったり、初めての海外旅行が韓国だったこと、散々ふらふらした東京の街と群馬の自然、個展を開かせてくれた会場や、そのフライヤーの表紙をしてくれた子との撮影。

こうしてみると、写真をやっていてよかったなと改めて思いました。
会いたい人、かっこいいなと思った人、いいなと思った場所に手招きをしてくれたのが写真だった気がします

来年もまた、会いたい人にあって、話して、笑って、お酒でも供にできたらそれもいいなーなんて。

なんだかんだ最後は写真ってかたちにしてしまったけれど、こういう回もあってもいいのかな。
来年もまだ少しだけここに住まわせていただいてますので、あともうちょっとだけお付き合いいただければ幸いです。

最後に、アパートメントに住まわれている方々、そしてありがたいことにこの記事を読んでくださっている方々、
それでは皆様、良いお年を。

FH020030




000045
000034

000024
000001 (2)


000012

000028
cover

【おわり】
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【 雨子の話 5 】

*本編の”ちょっとした自分の話”とは関係のない雨子の話

Yuya Kimura

Yuya Kimura

1993年群馬県出身。少し濃い目の珈琲と文庫本。それと、写真。

Reviewed by
森 勇馬

またひとつ年を越える。
少しづつ積み重ねてきたものを一度リセットするみたいに、またいちから始める。
365日、なにをやってきただろうか。
どれだけの写真を撮ってきただろうか。

また来年も、
写真は遠くへ連れて行ってくれる。
写真はまた出会わせてくれる。

トップへ戻る トップへ戻る トップへ戻る