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2F/当番ノート

恥と遠慮 親しくなりたい

当番ノート 第55期

恥ずかしい おさると ウサギ

mopokaです。ただただ「恥ずかしい」ただただ「晒したい」。

何でも言いたいし、素直に受け止めたい。のに、あぁ恥ずかしい。

スタイを つけた ねこ

スタイは、よだれを垂らした時に、その存在が輝く。素直によだれを垂らしたい。デレっと口元を緩ませたい。

両手を ひろげて いっぽ

前を向いてない気がする。だから、前を向いてる絵をかいた。

けど、色が暗かった。photoshopで色を明るくしたら、あーこの感じステキだねぇって、明るい気持ちになった。

デジタルメンタルカラーケアってどうだろう。


先生 「はい、じゃあ今の気持ちを絵にしてください。具象じゃなくていいです。丸とか、四角とか、塗りつぶすとか、そんなんで」

利用者「…..(暗い色の絵が出来上がって落ち込む)」

先生 「はい、じゃあこれをスキャンして、photoshopで明るくしますから、どの雰囲気がお好きか選んでくださいね。どうですか〜。(色味調整)」

利用者「あっ….さっきの。はい、それ、それがいいです」

先生「いいですね〜 ステキだなぁ。プリントアウトしてお渡ししますね。待合室でお待ちくださいー」


主観カメラ

さて と

先日、友人がかけてくれた言葉で、気に入っているものがある。

《先回りした遠慮》。

私には、あれこれ考えて、言葉や行動を制限してしまう癖がある。それがイマイチよろしくないことが、自覚されてきたところに「先回りした、遠慮だね」と言ってくれた。

親しくありたい相手を、こちらから遠くにして、あれこれ考えている、遠慮。先回りの意味を調べたら「相手を出し抜いて、先に目的地に行っている」だって。出し抜き!イマイチよろしくない どころか、しなくていいやつ!て、思えた。

モヤモヤしたものが、言葉っていうシーツをかぶって、白いお化けになってくれると、幸せな気持ちになる。うん。

遠慮せずに、隣に座って、その場所で話せるように、なりたいな。

 

母がヒョッコリ部屋に入ってきて、花瓶にさした黄色い花を、ちょっと微笑みながら机の上に置いて、そそくさと去っていった。また、お花の絵が描けるなぁ。どうもありがとう。

mopoka

mopoka

アニメーション作家、絵本画家。
小学生の頃から、町会の掲示板のポスターや、電信柱に貼られてるチラシや、電車に貼られてるポスターなど、身の回りに溢れる「絵」が一体だれが、どこから頼まれて描いてるのか、不思議ですごく知りたかった。
いまだ、不思議に思って眺めてしまう。

Reviewed by
早間 果実

頭かくして尻かくさず。
かくしてうさぎは見つかった。
うさぎは見つけてほしかった。
ほしがりべたの自己主張。

思いあふれて口あわわ。
ことばにならないおさるさん。
ろれつがらりってろれるりら。
つらつらいらぬことばかり。

穴があったら入りたい。
入った穴はまっくらけ。
まっくらなのはいやだなあ。
みっかもいたらあきあきだ。

出せない出れない見つからない。
せかいはそのまま進んでく。
おいてけぼりはいやだから。
ぜんぶフタしておっかける。

フタの下のわたしたち。
表にいるのはどちらさま?

___

耳に心と書く「恥」は、人の心に耳を澄ますのが得意な人たちが持つ、力の副作用なのかもしれませんね。

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