Mais ou Menos
Pちゃん お疲れ様です。今年の梅雨はじめじめ、雨が多いね。7月なのに肌寒いと感じることが多く、夏って感じがしないね。 私はといえば、休職期間も折り返し地点。今後のことを考えなきゃと思いつつ、思考停止状態が続いています。日々、ひたすら糸を編んで過ごしています。今やりたいことはつむぐことと、編むこと。それ以外のことは考えられないです。これって現実逃避だろうか。 昨日、洗濯物をたたみながら考えてたんだけ…
それをエンジェルと呼んだ、彼女たち。
もうすぐ夏がやってくる。ここ数年の夏は身構えてしまう暑さで楽しみばかりじゃないかもしれない。にも関わらず、高校生の頃に親友と過ごした海辺での思い出は、都合よくいい顔をした夏だけを思い起こさせて私を浮き足立たせる。 私たちは海辺で育った。お互いの家から自転車で20分くらい行くと、もう海は近かった。夏になると途中のコンビニでアイスを買って屋根のついた海辺の休憩所に急いだ。そこはベンチと自販機があるだけ…
Do farmers in the dark
表題:雨漏りの部屋で絵を描くか仕事に行くか湿ったロールパンを食べるか迷い、湿ったロールパンをたくさん食べた。 こんばんは!今回はただ絵の展示のお知らせになってしまった事をお許し頂きたいです。他に何も書けませんでした。ではよろしくお願いします! ※ナイフとか、グロテスク、暴力的な表現があります ここ1年間 ここ1年で描いた絵を7月23日からキチジョウジギャラ…
長期滞在者
実は過敏性腸症候群にかかってしまって、トイレから遠いところに行くのが怖い日々。ほぼ毎日腹痛がやってくる。 体調が悪くなると気も弱くなりやすいのだけれど、今月は住人のみんながバタバタしていて、そのバタバタにちょっと救われていた気がする。 みんなてんでバラバラな人生を、それぞれ生きているのを感じる。 6月1日(土) 昴君は明け方まで仕事をしていたらしく表情がぼやっとしている。夜、飲み物を買いにふたりで…
お直しカフェ
祖母が亡くなった。それはそれは苦しそうな最期だった。食べ物だけでなく水も自力では飲み込めなくなって、息を吸うのも苦しそう。すっかり痩せて、小さな、デビルみたいになってしまった祖母の姿を見て、ああ人は苦しみながら死んでいくのかと、ぼんやり考えた。去年の夏に余命1年だと宣告を受けてから最期まで、どこか全部嘘のようだった。さいごに一緒に食べたおやつは、確かマロングラッセだった。 *** モノの寿命は人の…
長期滞在者
ぼくは珍しく、 とても怒っている。 おそらく、 51年半の人生の中で一番怒っている。 何人かその怒りの対象になっている 具体的な人物はいるのだけど、 その一番の対象はぼく自身だ。 二ヶ月前に母が亡くなった。 突然の死。 だった。 少し体調が悪いとか、 親父が残した借金のためにあまり生活に余裕がないとか、 最近はあまり人付き合いもなく引きこもっているとか、 両足の血管にたくさんの血栓が見つかったとか…
長期滞在者
金曜日から出張でシンガポールに滞在している。 昨日は休みだったので、The Projectorというシンガポールでおそらく唯一のミニシアターに足を運び、映画を見た。 このProjector、映画ファンの心をくすぐる内装のミニシアターで、こりゃ何回も通いたくなるような場所であった。 (改めて上の写真を見返してたら、女子トイレはどんなポスターやったんやろうかと気になってくる…
長期滞在者
ハンドルの曲がった速い自転車に乗りはじめてから、風のことを意識するようになった。そよそよと頬で感じるくらいの風でも、真向かいから吹いてくると、ペダルを回す足には力が入っているのに、いつものようなスピードがでない。逆に、なんだか今日は調子が良いぞ、とすいすい進むときは、たいてい追い風が吹いている。窓を閉めていてもビューと音が聞こえるような向かい風の日には、歩くのと変わらないのではないか……というくら…
長期滞在者
〈下図版:ロンドンの出版社・Mackがオフィスを構えるエリア、ドラゴンフライ・プレイス〉 6月某日。アムステルダムはスキポール空港から50分のフライトで、ロンドンはスタンステッド空港に降り立った。 今回の渡英は、ほんの5日前に決まった。 ロンドン発のアート写真集出版社として世界に名を馳せるMackから深瀬昌久の写真集『家族』新装版を出版する話を取り決め、図版データの受け渡しや新たに掲載する跋文執筆…
長期滞在者
・・・・・・ しばらくお休みを頂いておりました。 再開します。 以前にも登場した、だいなごん。 (前回のはこちら。 https://apartment-home.net/long-visiter/dyngn/ ) ・・・・・・ またよろしくお願いいたします。
長期滞在者
私は今よりももっと声を上げていたのではないだろうか? いつから言葉にすることにこんなに怖さが伴うようになったのだろう? 今年も6月20日の世界難民の日に向けて動いている。 ラジオに出演したり、イベントの司会の予定があったりと、多くの行動する機会をいただいている。 この文章を書いている時点でも、世界では明日は一体どうなるのだろう? と思うくらい、 あらゆる場所で緊張や不安が続いている。シリア、ベネズ…
長期滞在者
今月からデジタル印刷機を使った写真集や画集の出版と販売を行うことにしました。 版を用いずに、1冊単位で制作できるシステムは以前から知られていましたが、ここ数年で印刷品質の向上に加え、コストが大幅に下がりました。巷に出回っているフォトブックサービスも同じ印刷システムを使っています。 最大の特徴は、必要な分だけ印刷して、足りなくなったらその都度制作することができる点です。 このシステムを活用してルーニ…