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Mais ou Menos #番外編 —裏でも表でもないわたしたちの往復書簡ー

Mais ou Menos

Hi, お元気ですか?

今月の往復書簡ですが、わたしとパートナーの間のお手紙ではなく、わたしから普段読んでくださっている方々へのお便りという形にさせてください。突然のことで、驚かせてしまったらすみません。

近況報告からですが、わたし(Maysa)とパートナー (ぴちゃん)は、相変わらず日々、必死に生きています。健康維持が、ここ最近のわたしたちのテーマになっているのですが、生きていると、予想していなかったことが起きることもあって、次はどうしたらいいのかなってなることがあります。今、わたしたちはそんな状況で、この先どうしていこうかと模索しているところ。(いつもそうじゃん、って思う人、それ正解です。)

トンネルの先の光は見えているのだけれど、足が痛すぎてもう一歩も歩けなくて、足元ばかり見つめてしまっている。そんな心持ちになることって、このお便りを読んでいる人にもあると思います。特に過去に辛い経験をしている人ほど、気持ちが塞いでしまったりすることがあると思うし、なんでまたこんな思いをしないといけないんだってなると思う。もうこれ以上無理ってなっているときって、他の人の言葉を受け入れられなかったりすると思うし、自分の置かれている状況に希望が見出せなくて、袋小路に追い込まれたようにすら感じる。逃げ道がないって。

だけど、生き続けるためには、そういう状況をなんとかかんとか乗り越えていくしかないですよね。自分自身を奮い立たせたり、先人たちからインスピレーションを受けつつ、より良い生活を目指して学んでいく。転んで、起き上がって、それを繰り返すしかないと思います。歩けないときは、少し休んで、歩けるようになるまで休憩するのも一つの手だし、少し寝転がって足をあげて、別の視点から物事を見つめるのも一つの手だと思う。疲れ切った足に体重がかかっていたら痛くて辛いだけだけれど、寝転がって足を上げてみたら、同じ足でも痛みの感じ方は違うでしょう?

体や心の痛さを無視して、歩き続けることは物事の解決にはならないこと。それだけは、わたしでも断言できる。(わたしも、ぴちゃんもそういう日々の小さな無理がたたって、それぞれ病気になったりしているわけだしね・・・。みなさん、ご無理は禁物ですよ。)

あとね、つらいな、って思うことって悪いことばかりじゃないから、つらかったり、疲れたりしていたら、そういう自分に素直になって、必要な休息をとらせてあげてください。どんなに環境に追い立てられてていても、結局一番大事なのは世間体でも、社会的な成功でも、他人からの評価でもなく、あなた自身の心身の健康です。耐え忍ばんでいい。痛いもんは痛いし、つらいもんはつらいし、暑いもんは暑いんじゃ!それくらい割り切っていいです。よそさんは、結局のところよそさんです。

真夏の暑さはまだまだ続くように感じられるけれど、季節はすこしずつ移り変わっていきます。少しずつ日は短くなっていくし、旬の野菜や果物も変わっていくし、肌に触れる空気の温度も変わってくる。宇多田ヒカルが『time will tell』で歌った通り、「時間がたてばわかる」こともやっぱり多いなと思うし、時間がたったらわたしたち自身も変わるから、ただただ、もう少し時間が必要なときってあるんだと思います。少し進むスピードを落として、安全運転を続けていきましょう。

あ、脱水症状ってめっちゃくちゃ辛いから、水分補給だけはわすれんといて!日焼け止めも!これ、夏のお約束。

それでは、またお会いしましょう。

Maysa
2018.08.12

Maysa Tomikawa

Maysa Tomikawa

1986年ブラジル サンパウロ出身、東京在住。ブラジルと日本を行き来しながら生きる根無し草です。定住をこころから望む反面、実際には点々と拠点をかえています。一カ所に留まっていられないのかもしれません。

水を大量に飲んでしまう病気を患ってから、日々のwell-beingについて、考え続けています。

PQ

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ゲームと映画が好きです。
国籍も性別もない。

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