浅井 真理子

浅井 真理子

エッセイを書くことは、静かな場所から世界を観察することに似ている。道端に咲く花を眺めるような。隣に誰かがいると、少し嬉しい。

小説を書くことは、旅をすることに似ている。砂漠を歩き、大海を泳ぐ。誰も私を知らない。私は木こりにもスナイパーにもなることができる。

日記を書くことは、手紙を書くことに似ている。私は数百年、数千年後の世界に向かって語りかけている。洞窟の壁に絵を描くような気持ちで。

書くことは、素晴らしい。