アパートメント

第5期(2012年10月-11月)

週に一回、無理矢理にでも何かを書かなければいけないという状況に自分を置いてみるのも、なかなか良い修行になるかもしれない。そう思って引き受けたここアパートメントの日記も、二回目が過ぎ三回目が過ぎるうちに段々うっとおしくなって、一ヶ月目で折り返したあたりから、苦痛になってきた。何でおれこんな事やってんだ…!?

それでもまあ、世の中何が起こるかわからない。こういった事がきっかけで新しい出会いがあり新しいセックスにつながるかもしれない。そんな希望を持ちながらようやく全九回の日記を書き、更生(二度とやるかよこんなもん)を誓って刑期を終えたのが九月最後の土曜日、つまり四日前である。その人間がなぜ、ここでまた文章を書いているのか。僕にもわからないけれど、騙されたのでなければ、夢でも見ているのだろう。

東京に引っ越して来た十数年前、最初に住んだアパートには管理人がいた。管理人といっても、大家から管理業務を委託されたただの一階の住人である。彼は演劇をやっている貧乏人で、僕はそういう人が嫌いではないのでたまにしゃべった。彼は「自分はもう、九年もこのアパートに住んでいるんですよ」と自嘲気味に言った。へえ、こんなボロアパートに九年もいるなんて、こいつはよっぽどのバカなんだろうと僕は思った。

そのボロアパートに、僕は十一年も住んでしまった。十一年ぶんの日記がこれである。
【平民新聞 – アパートの記事一覧】
今となっては演劇貧乏の元管理人の自嘲もよくわかる。こんなアパートなんて一年たたずに引越しだろ、何故なら俺はジャン・ジュネ、ボストンバッグに文庫本五冊だけ入れてさ、都内を転々と暮らすんだ、風のように…。

結局、風どころかコケのように居ついてしまって十一年。何が言いたいかっていうと、このアパートメント(ここだよ!)における自分の姿が重なるんだよ。八月九月と刑期を共有し合った仲間たちはさっさと引っ越したのにさ、俺はまだここにいる!「もう三ヶ月もここにいるんですよ…」古株!

話は全然変わって、最近は筋肉にしか興味がない。
先週も書いたけれど風呂代わりに使おうと入会したジムの、筋トレマシンを触っているうちに、それが面白くなって、今ではもう一日のうち、ジムにいる数時間のみに生き甲斐を感じている毎日だ。たぶんそのうちプロテインとかにも手を出すんじゃないかと思う。

お前らもなあ、こんな軟派なサイト見てるヒマがあったら、筋肉を鍛えるんだ!
走れよ!サブカルクソモヤシめ!!!筋肉パンチ!!!!!