GOOD NIGHT BOAT #03 またね

第20期(2015年4月-5月)

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個性は、作品を作る人が誰もが考えることだと思います。

これが自分の絵だ、と信じ続けることには物凄いエネルギーが宿っています。
反復され、洗練されて行く表現にはどんどん力が宿っていく。
絵を見たことがある人も増えて、広がりも生まれる。

しかし、物凄いエネルギーが宿っているということは、物凄いエネルギーがかかっていることでもあります。
ほんとうにこれで正しいのだろうか、自分の絵の表現はもっと違うところにあるのではないだろうか、と。
変わらない人はいないので、変わらないためには負荷がかかります。
変わっていく自分と変わらない絵の間に
手の届かない距離が生まれることもあります。

どちらも必要で、どちらを切り捨てることも難しい。
なので僕は「変わってもいいもの」と「変えてはいけないもの」を決めることにしました。

モチーフとか、画材とか人によって様々でしょうけれど、
僕にとって変わってもいいものは「絵柄」
変えてはいけないものは「どういう時を描くか」
かもしれません。

みなさんにとって、「変わってもいいもの」と「変えてはいけないもの」は、なんでしょう。