当番ノート 第3期
知っている人もいるかと思いますが 僕はブログで写真以外に絵日記もアップしています。 (今はリニューアルにつき閉鎖していますので また再開したらこの場でお知らせしますね。) そこで今日は僕が絵日記を描いている理由をお話したいと思います。 例えば小学校時代、 義理チョコだったにもかかわらず さらにはクラスの男子全員に渡してたにもかかわらず 後に、自分は学年一のマドンナ的存在の女子から本命チョコを貰っ…
当番ノート 第3期
となりの部屋の長嶋さんの話で思い出したのだけど、 僕は魚を食べるとき、かならずと言っていいほど妄想する世界がある。 無人島に漂流したシノハラが絶望の中、木の枝を石で削って銛を作り、 1日格闘した末にやっと捕まえた1匹を火きり棒を汗だくになりながらこすり合わせてようやくおこした火で丸焼きにする。。。 それは格段に魚の味をうまくする。 自分の脳をいかに自分でだませるか、僕なりのちょっと幸せに生きるコツ…
当番ノート 第3期
中学校以来の友人に誘われて、三浦半島、大津漁港に釣りに行った。午後から天気崩れるの予報を疑いたくなるような快晴の、日曜日の早朝。サビキ釣りの仕掛けと餌を買って、手漕ぎボートでよろよろと、300メートルぐらい(たぶん)の近い沖に出た。 先にセットできた竿を友人に譲ってもらい、20メートルほどの海底に仕掛けを届けると、呆気なく竿先がクンクン震える。引きというほどの抵抗も感じないままぐりぐりとぎこちなく…
当番ノート 第3期
「おれ、ここにいていいのかな。涙も出ねえし」 6月14日、ニコニコ生放送で「【追悼】 日隅一雄 〜ガンと闘いながら取材し続けた弁護士〜」という特別番組がインターネット放送された。 【追悼】 日隅一雄 〜ガンと闘いながら取材し続けた弁護士〜 私は番組のゲストとしてスタジオに呼ばれていた。でも、ずっと居心地の悪さを感じていた。それは私が生前の日隅一雄さんと交わしていた約束を、何一つ果たせていなかっ…
当番ノート 第3期
ねこは仕事を持っています。 おそばやさんです。 いっぴきは、そばうち係、いっぴきは、お給仕係、もういっぴきは出前をしています。 でも、だしをひく鰹節を、さんびきはつまみぐいして全部たべてしまうので、 おつゆが作れないから、いつもお店をあけられません。 おかねはないけど、つまみ食いのおかげでお腹いっぱいのねこは、それなりにしあわせでした。 出前係のくろねこだけは、すこし残念におもっていました。 くろ…
当番ノート 第3期
みなさん、ごきげんようです。 お元気でしたか? 本日はキノコのこと?です。 私は珍しいキノコ舞踊団というカンパニーに所属しているのですが、 いま、7月の本番に向けて稽古中なんです。 だから何?と言われたら もう何もいえないんですけどね・・・。 実はキノコってもう20年以上活動してるんです。 20年。 生まれたての赤ちゃんが 成人になるその年月。 続いているってすごいなぁとつくづく思うのです。 だけ…
当番ノート 第3期
僕はテレビコマーシャルを考えたり、 作ったりする仕事をしています。 そしてこの前、 CMの企画をするために恋人や夫婦にまつわる いろんな記念日を調べてたところ、 付き合って1週間記念日。 付き合って半年記念日。 付き合って1周年記念日。 結婚記念日。 そして結婚生活の区切りの25周年、50周年を盛大に祝う 銀婚式に金婚式。 さらには、 6月12日は恋人の日。 11月22日はいい夫婦の日。 またこれ…
当番ノート 第3期
サラリーマン時代、片道2時間ほどかけて通勤していた数年間、 その毎日たくさん見たであろう景色がどうも思い出せない。 往復映画2本分の旅。 なのに「世界の車窓から」の5分さえも持たせることができない。 数え切れないほどたくさんの人とすれ違ったはず。 でも、それは「知ってる人」と「知らない人」というただ2つだけの分類だけで 「知らない人」に分類された人はトイレ前の青と赤の男女、 もしくはや非常口に走る…
当番ノート 第3期
アイナメはいわゆる「女性的な」魚だ。しなやかで、柔らかくて、全てが美しい曲線で形づくられている。 アイナメはきっと、比較的岩や海藻の多い海底に棲んでいる。本に書いてあるし、釣りをしていてもそうとわかる。そういうところに棲んでいる魚は得てして、自分自身も岩や海藻のようにゴツゴツしていたり棘があったりびらびらした飾りがついていたりするのだけれど、アイナメにはそれがない。 多くの魚は少なくとも身体のどこ…
当番ノート 第3期
「神と和解せよ 聖書」 この看板を見つけたのは福島県双葉郡富岡町を訪れた時だった。 ここは東京電力・福島第一原子力発電所から7kmの距離にある警戒区域。昨年4月22日からは完全に人が住んでいないことになっている。 今年4月19日。私は報道陣に「夜の森の桜」が公開された際にここを訪れた。L字型に2.5kmもの桜並木が続く「夜の森」は、双葉郡出身者には馴染みのある桜の名所だ。 満開の桜から少し…
スタッフの部屋
男の子を育てたことがないし、 兄がいるけれど、 歳も離れていたので あまり一緒には遊ばなかったし。 おまけに私は、近所の女の子とばかり遊んでいて、 こういった生き物と接する場といえば、 理科の時間くらいで。 どちらかというと、 虫が苦手で触れないような子供だった。 帰宅すると、 セイヤくんがバケツを持って 走り回っていた。 セイヤくんは近所の一年生で、 時々、長女が一緒に遊んでいる子。 もちろん、…
当番ノート 第3期
これは、「きもちわるい鳥」と「ねこ」のおはなしです。 きもちわるい鳥、なんて、かわいそうな名前をつけられていますが、見てください。 けっして美しい見た目の鳥ではありません。 それに、すこし変わった性質の鳥なんです。 「ネコランド社の世界の鳥辞典」の「きもちわるい鳥」の項目にはこんなことが書いてあります。 きもちわるい鳥 現在絶滅の危機にひんしている。 体長は、おとなの鳥で、100センチぐらい。 た…